中野美奈子:高島彩と「TOUCH!WOWOW2012」総合司会 「大船に乗った気持ちで」

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 WOWOWで11月3日午前10時~午後10時に12時間にわたって「WOWOWプライム」「WOWOWライブ」「WOWOWシネマ」で無料放送する「TOUCH!WOWOW2012 いいね♪3チャンネルの日」の総合司会を高島彩さんと中野美奈子さんの元フジテレビ人気アナウンサーコンビが務める。ソーシャル・ネットワーキングサービス(SNS)を活用した投票イベントを行うなど、視聴者との交流を図る同番組への意気込みを2人に聞いた。(毎日新聞デジタル)

ウナギノボリ

 −−今回、高島さんと中野さんのお二人で総合司会ということで、気心が知れている人と一緒にやる気持ちは?

 高島さん:うれしいです。もともと「めざましテレビ」(フジテレビ系)でずっと一緒にお仕事をしていて、そのときは“めざましファミリー”のみんなと一緒に(番組を)作っていくという気持ちが強かったんですけど、フリーになってからは1人で現場に立つことが多くなって、そんな中でどれだけ自分が発揮できるか、それも自分を試すという意味ではすごく大切なことなんですけど、ちょっとさびしいというのも本音でありましたので。今回は美奈ちゃんが一緒にいてくれるから、入り口からリラックスできるし、すごく楽しみです。

 −−中野さんはフジテレビ以外で外でやるのは初めてということで、高島さんと一緒というのはどうですか。

 中野さん:ものすごい安心感ですね。うちのだんなさんにも「大船に乗った気持ちだね」と太鼓判をいただきました(笑い)。もちろん自分のやるべきことはちゃんとやりますけど、基本は大船の乗った気持ちで。「めざましテレビ」のときに私がちょっと変なことをやったりしたときなど、いつも助けていただていたので安心です。

 −−一緒にやることになったいきさつというのは?

 高島さん:美奈ちゃんが会社をやめて、そうしたらご主人のお仕事の都合で、海外に行くのが3カ月ほど(予定より後ろに)ずれて、ちょっと時間があるんだったら、私はずっとさびしかったので、一緒にできたらうれしいなみたいなことを美奈ちゃんとかみんなに言ったりして、結果、こうなりました。

 中野さん:はい。とてもうれしいです。私も会社をやめて、家にいることがすごく多いんですけど、家にいるとよくテレビを見たりして、映画もすごく好きなのでWOWOWシネマを見たり、WOWOWでライブを見て夏フェスを楽しんだりしていましたので、自分が今、すごく楽しませてもらっている番組に出させていただけるということがすごくうれしくて。自分自身がWOWOWの3チャンネルの魅力を伝えられる立場になれるのは本当にうれしい。

 高島さん:美奈ちゃんはフジテレビっ子だったけど、WOWOWっ子でもあったから(笑い)。

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 ◇今回の2人の関係は姉妹? 戦友?

 −−お二人は今回、どんな関係性でいくんですか。

 中野さん:「何時集合ですよ」とかいうのは、私が連絡すると思います(笑い)。

 高島さん:ありがとう、助かる。私もちょっと寄りかかっている部分があるんです。客観的に見ると私がお姉さんで、美奈ちゃんが妹ですけど、私も美奈ちゃんがいないとすごく不安だし、美奈ちゃんがいてくれることで私も精神的に安心して、自分のやりたいことができます。

 −−お互いになくてはならない存在なんですね。

 高島さん:ある意味では戦友でもあるし。

 中野さん:正直、(フジテレビ時代に先に)彩さんがいなくなって、会社で「ああすごくさみしいな」とか、先輩が1人いなくなるだけでこんなにも不安になるんだって思ったんです。後輩たちも彩さんの背中を見てきたので、突然その背中が私になって、なんかちょっと困ったなって……。

 −−そのとき(高島さんがいなくなったあと)の中野さんのプレッシャーたるや半端じゃなかったのではないですか。

 中野さん:そうなんですよ。よくご存じで。

 −−お二人はWOWOWでどんな番組を普段、ご覧になるんですか。

 中野さん:私は映画を結構見ますね。字幕のWOWOWシネマはちゃんと字幕を見ていないと内容がよく分からないんですけど、WOWOWプライムで放送している吹き替え版は多少何かしていても日本語なので全部分かる。

 高島さん:吹き替えって主婦にはいいよね。ちょっと(テレビの前から)目を離していてもストーリーが分かるので。

 中野さん:アイロンしながらでも「トランスフォーマー」は内容が分かりますもんね(笑い)。

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 ◇熱く語りすぎちゃうので注意

 −−さて明日本番ですが、当日の放送でここは気をつけなきゃということはありますか。

 高島さん:2人でいる利点はすごくリラックスした状態でできることなんですけど、瞬時にそのリラックスの境界線を越えちゃうときがあるんです。

 中野さん:自宅のソファにいるような、完全にオフになるときがあるんですね(笑い)。あと、「あれ」とか使って主語が抜ける可能性がある。

 高島さん:美奈ちゃんはちょっと待ってもう時間ないからっていうのを気にせず、熱く語ってしまうときがあるんです。

 中野さん:そうですね。それは危ない(笑い)。

 高島さん:でもそれが魅力なんですよね。私はそれをちょっとこう「ちょちょちょ」って注意しようかなと思ってますけど。それくらいですね。なるべく自由にやってみたいです。 

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