ジュンスカ:アニメ「トリコ」のアフレコ現場を訪問 「いきなりテンションがすごい」と驚き

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 新曲「虹」が人気アニメ「トリコ」(フジテレビ系)のエンディングテーマに採用されることになったロックバンド「JUN SKY WALKER(S)」(ジュンスカ)が19日、同作のアフレコ現場を訪問した。

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 この日、ジュンスカのメンバー4人は、メーンキャストのトリコ役の置鮎龍太郎さん、小松役の朴ろ美さん、ココ役の櫻井孝宏さん、ティナ役の水樹奈々さんが顔をそろえたアフレコスタジオを訪れ、ED曲を歌うことについてあいさつした。

 アフレコスタジオを初めて訪れたというジュンスカのリーダー、森純太さんは「初めて見学させてもらって、いきなりテンションがすごくって、新鮮な驚きがありました」と驚いた様子。ボーカルの宮田和弥さんは声優たちのアフレコを目の当たりにして「台本を見ながら、人の口の動きに合わせて、さらに感情を合わせていて、どういう脳みそなのかな?」とユーモアたっぷりの質問を浴びせ、現場を沸かせていた。さらに「すごいファルセットというか奇声(?)も出したりしてますが、のどのケアはどうしてるのですか」と素朴な疑問をぶつけ、声を使う者同士の交流を図っていた。

 新ED曲「虹」は、ポップな曲調で、“夢や希望を捨てず、明日へ向かって行こう”というメッセージが込められ、「トリコ」のストーリーとリンクするような曲に仕上がっている。曲について置鮎さんは「男性ボーカルの男らしい、前向きな感じの曲だと思いました」とコメント。櫻井さんは「何度もおかわりしたくなる曲。来週もまた見たくなるような曲」との感想を語った。現在、ED曲を担当している水樹さんは「歌詞がすごく好きだなーと思いました。ただ純粋にまっすぐ向かうだけじゃなくて、いろんな挫折とか壁にぶち当たったりとか、悩むこともあるから、夢や目標に向かうことはきれいごとだけじゃないっていうのがすごくリアルに伝わってきて、子供たちに夢や希望を与えるすごくいい曲だなって思いました」と絶賛していた。

 「トリコ」は、08年からマンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)に連載され、コミックスを1300万部以上発行している人気マンガが原作。「食」をテーマにした人気バトルアクションで、高い戦闘力を持つ美食家のトリコと、ホテルの料理長の小松が、未知の食材を見つけるため世界各地を冒険するというストーリー。カードゲームやおもちゃ、菓子、ゲームソフトなど、多様なキャラクター商品が発売されている。11年4月にテレビアニメ化され、フジテレビ系で毎週日曜午前9時に放送中。ジュンスカの「虹」がED曲として流れるのは13年1月6日の放送回から。(毎日新聞デジタル)

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