女優の黒谷友香さんが、人気映画シリーズ「極道の妻(おんな)たち」の8年ぶり新作「極道の妻(つま)たちNEO」(香月秀之監督)で主演を務めることが明らかになった。同シリーズは、86年に五社英雄監督の下、岩下志麻さん主演で映画化され、これまで主演を代えながらシリーズ化。5代目の主役に抜てきされた黒谷さんは「あの『極妻』に出演することができるとは思っていなかったので、とても光栄でしたし、うれしかったです」と喜び、「岩下さんが劇中で着た喪服を、私も着たりと衣装も引き継がれていることにも気が引き締まる思いでした」とコメントしている。
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今作で、黒谷さんは「ほれた男のけじめは、女(おなご)がつけさせてもらうで!」が決めゼリフの関西連合鬼場組の鬼場満組長の妻・鬼場琴音として登場。京都を舞台に「極道の妻」という道を選んだ2人の女性の生き方と命を懸けた真剣勝負を描き、アクションシーンではドスでの殺陣にこだわり、クライマックスシーンの撮影ではクレーンを使用し総量20トンの大量の雨を降らせる中での迫力ある黒谷さんの姿が見られるという。
「極道の妻たち」は、家田荘子さんのルポルタージュ「極道の妻(つま)たち」が原作。岩下さんのほか十朱幸代さん、三田佳子さん、高島礼子さんらが主演を務めてきた。弱肉強食の極道の世界を愛の力で生き抜く極道の妻を描き、シリーズ累計制作本数は15本、累計観客動員数は670万人を突破。ビデオやDVDなどのソフト販売本数は合計70万枚を突破している。
加藤和夫エグゼクティブプロデューサーは、黒谷さんの起用理由についてほれた男のために尽くす情の深さや敵をたたきのめすアクションに耐える運動神経、決めゼリフのタンカが決まる女優として「キャスティングの候補の真っ先に黒谷さんの名前が上がりました」と話し「歴代の極妻に引けをとらない姐(あね)さんが誕生しました」とコメントしている。また、家田さんは黒谷さんの印象について「今回のような優しい女性と、心の芯でメラメラと燃え上がる激しい愛を持った女性とを同時に演じられたのを拝見したのは初めてです」と絶賛している。13年初夏に全国で公開予定。(毎日新聞デジタル)
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