嵐・相葉雅紀:主演ドラマ「ラストホープ」会見 初の医師役「クールでカッコいいい部分見せたい」

 人気グループ「嵐」の相葉雅紀さんの主演ドラマ「ラストホープ」(フジテレビ系)の会見が10日、東京・表参道ヒルズで行われ、相葉さんをはじめ、共演の多部未華子さんらキャストが出席した。初めて医師役に挑戦する相葉さんは「手術やカンファレンス(会議)のシーンもかなりリアルですので楽しみにしてください」と見どころを語った。今年は30歳の節目の年ということから、「13年のスタートが、このドラマでよかったと思います。いろんな人から『相葉君って商店街にいそうだよね』といわれるんですが、実はクールでカッコいい部分も持ってるんだぞ、というところを見せていきたい」と意気込みを語った。

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 ドラマは、高度先端医療センターを舞台に、年齢、性別、キャリア、専門などのバッググラウンドがまったく異なる医師たちにより結成された医療チームに所属するメンバーの様子を描いていく。医師たちが悩み、葛藤し、成長していく姿を描くヒューマンストーリーの部分と、それぞれに抱える謎めいた過去が少しずつ明かされていくサスペンス要素も含んだ内容となる。相葉さんは、患者のさまざまな感情を読み取ることができる“診断のプロ”の総合医・波多野卓巳を演じる。

 会見には田辺誠一さん、小池栄子さん、北村有起哉さん、桜庭ななみさん、高嶋政宏さん、小日向文世さんも出席。患者を助けたいという思いは人一倍強い脳神経外科医役の多部さんは、「今回は、冷静というかキャリアを問わず人に対して、バシバシものをいうとても冷たい女性を演じています。特に手術シーンは、さらっと流さず、じっくり見ていただきたい」とアピールした。

 次期ノーベル賞候補の先端応用医学研究室教授で研究医役の小日向さんは「難解な言葉が飛び交っており、せりふの量が半端ないんです。こんなしんどい思いをするのは初めて」とぼやき、「1シーン21ページ、リハーサルに3時間もかけていて、ギャラ倍くれよという思いますが、いやいや、それだけ素晴らしい作品になっていると思います」とユーモアたっぷりに話していた。

 会見では、主題歌が「嵐」の新曲「Calling」(3月6日発売)になることが発表された。相葉さんは「テーマは、ドラマと同じテーマの『命』とか『希望」なんですが、サビはキャッチーなロックナンバーになっていて、今まで嵐では歌っていなかったようなナンバー」と紹介し、「このドラマは先端医療とミステリーがうまくからまり合った、みんなそれぞれ過去を抱えている作品。ハラハラドキドキさせてくれるドラマだと思います」とアピールした。

 ドラマは、15日からスタート。毎週火曜午後9時に放送。なお、放送を記念して、東京・表参道で10~24日までの15日間、タイトルの「ホープ(希望)」をイメージしたシャンパンゴールドのLED約25万個が日没から点灯する「ラストホープイルミネーション」が実施される。(毎日新聞デジタル)

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