上戸彩:結婚後初主演映画で料理人の妻演じる 高良健吾と夫婦役

映画「武士の献立」に出演する(左上から時計回りに)上戸彩さん、高良健吾さん、余貴美子さん、西田敏行さん
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映画「武士の献立」に出演する(左上から時計回りに)上戸彩さん、高良健吾さん、余貴美子さん、西田敏行さん

 女優の上戸彩さんが、13年冬に公開される映画「武士の献立」に主演することが24日、明らかになった。映画は、10年に堺雅人さん主演でヒットした映画「武士の家計簿」に続く加賀藩の武士を描くシリーズ第2弾。上戸さんにとって結婚後初主演映画となり、江戸時代、加賀藩に料理人として仕える舟木家に嫁いだお春を演じ、高良健吾さんが演じる夫との夫婦愛を描く。上戸さんは「時代劇ですが、今も昔も変わることのない夫婦の関係を切なくも楽しくユーモラスに描くものになると聞いています。現代の人たち、特に女性が見て楽しんでいただけるものになればいいな、と思っています」とコメントしている。

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 「釣りバカ日誌」シリーズの朝原雄三監督がメガホンをとり、西田敏行さん、余貴美子さんが出演することも発表された。優れた舌と料理の腕を持つが気の強い女性・お春(上戸さん)は、藩の料理方である舟木伝内(西田さん)にその才能を買われて、加賀藩に代々料理人として仕える舟木家に嫁いできた。しかし、夫となる舟木家の跡取りの安信(高良さん)は、料理がからっきし苦手だった。お春は、義母の満(余さん)の力も借りながら、必死に夫の料理指南をする……という展開。脚本は「武士の家計簿」を手がけた柏田道夫さんのほか、山室有紀子さん、朝原監督が担当する。

 上戸さんは「撮影はまだこれからですが、朝原監督のもと、京都のスタッフの皆さんとお仕事をすること、素晴らしい共演者の皆さんとご一緒すること、また舞台となる金沢もとてもすてきな場所なので、今からとても楽しみにしています」と話し、朝原監督も「今の時代、特に女性の方に喜んでいただけるような、切なく美しく、でも明るくユーモラスな作品にしたいと思っています」と意気込んでいる。公開は13年冬を予定。(毎日新聞デジタル)

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