川口春奈:いじめにおびえる女子校生役でホラー映画主演

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 シリーズ累計120万部発行の人気ホラーマンガ「絶叫学級」が実写映画化されることになり、女優の川口春奈さんが主演を務めることが1日、明らかになった。川口さんが演じるのは、いじめがはびこる学校で“スクールカースト”におびえる女子校生・加奈で「ホラー要素もありますが、ファンタジーでもあり、もしかしたら幽霊よりも怖い人間の心が見られる作品だと思います。ただ怖いだけじゃなく、人として感じることが詰まっているのでぜひ感じとってもらえたらうれしいです」とコメントしている。

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 「絶叫学級」はいしかわえみさんがマンガ誌「りぼん」(集英社)で08年10月から連載中のホラーマンガで、日常生活や人間の心の中に潜む落とし穴や“ちょっとした悪”を恐怖と狂気を交えて描いている。コミックスは12巻まで刊行されており、これまでに朝のバラエティー番組「おはスタ」(テレビ東京系)で2度アニメ化がされているほか、小説などにもメディア展開されている。映画版は第3巻「黄泉の真実」と第8巻「人間ランク」を中心に構成し、川口さんのほか女優の広瀬アリスさん、松岡茉優さん、波瑠さん、山本美月さんも出演する。

 中高一貫の私立女子校に通う加奈は、小学校まではクラスのアイドルだったが、中学入学後は成績も運動神経も家柄も平均的で、普通の子という位置にいた。ある日、加奈は雑誌の読者モデルを引き受けたことでクラスの人気者リオ(広瀬さん)から目を付けられクラスの最低ランクに転落。友達の絵莉花から「旧校舎に出るという“黄泉”に願い事をすると何でもかなうが引き換えに大事なものを失う」という学校に伝わる都市伝説を聞いた加奈は、現状を変えようと黄泉(山本さん)に願い事をする。翌日からリオたちの仲間に入ることができた加奈だったが、代わりに絵莉花がいじめの対象になってしまって……というストーリー。

 映画は初夏公開予定。(毎日新聞デジタル)

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