森川葵:門脇麦とW主演 写真集「スクールガール・コンプレックス」を映画化

映画「スクールガール・コンプレックス~放送部篇~」の一場面 (C)S・D・P/2013「SGC」運営委員会
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映画「スクールガール・コンプレックス~放送部篇~」の一場面 (C)S・D・P/2013「SGC」運営委員会

 写真家の青山裕企さんの作品の世界観を完全映像化した映画「スクールガール・コンプレックス~放送部篇~」が公開されることが7日、明らかになった。主演はドラマ「スプラウト」(日本テレビ系)でヒロインに抜てきされた森川葵さんと、ドラマ「ヒトリシズカ」(WOWOW)などに出演した門脇麦さんがW主演するほか、近藤真彩さん、吉倉あおいさん、今野鮎莉さん、高井つき奈さんら、旬の若手女優が集結。映画「童貞放浪記」を手がけた小沼雄一監督がメガホンを取る。

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 青山さんは、アイドルグループ「HKT48」の指原莉乃さんの写真集、1月30日発売の女性誌「anan」(マガジンハウス)に掲載されたAKB48の柏木由紀さんの表紙・グラビア写真などを手がけており、映画は青山さんの写真集「スクールガール・コンプレックス」が原作。同写真集は顔ははっきりと映さず、スカートからすらりと伸びる脚、ブラウスの隙間(すきま)からちらりと見える真っ白な素肌など、女子高校生の無防備で、それでいてどこか挑発的な姿を、少年の視点で切り取っている。

 映画は、写真集の世界観はそのままに、女子高の放送部を舞台に繰り広げられる青春ガールズムービーで、森川さんは放送部員のマナミ役で、高校3年の卒業間近に、突然放送部に入部してきたチユキに心をかき乱される繊細な演技を見せる。門脇さんは、1年留年し、大人びてどこか取っつきにくいチユキ役で、放送部に波乱を巻き起こす……という展開。

 門脇さんは作品の空気感について「高校生だった頃に感じていた女の子同士の独特な濃い感じそのまま」とコメント。森川さんは「普段はあまり見ることのできない文化系女子高生の、淡く短い青春。女の子のギリギリの美しさを映すというのも忘れず、それを少し違った形でも見せている」といい、「ほぼ忠実に再現された放送部の活動も見てほしい」と見どころを語っている。8月17日にシネ・リーブル池袋(東京都豊島区)ほかで公開予定。(毎日新聞デジタル)

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