注目ドラマ紹介:「So long!」 チーム対抗の“一番泣ける”作品を視聴者が決定

スペシャルドラマ「So long!」の1シーン=日本テレビ提供
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スペシャルドラマ「So long!」の1シーン=日本テレビ提供

 人気アイドルグループ「AKB48」のチームA、K、Bのメンバーがそれぞれ1夜ずつ出演し、“一番泣ける”作品を視聴者参加形式で決定するスペシャルドラマ「So long!」が、日本テレビ系で11日から3夜連続で放送される。同グループがチーム別にドラマ出演するのは初めてで、主題歌にはドラマと同じタイトルの20日発売の同グループ30枚目のシングル「So long!」が採用されている。

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 11日のチームAのドラマは、恋愛と友情の物語で、渡辺麻友さん、篠田麻里子さん、高橋みなみさんらが出演。バレエに打ち込む高校生の川上双葉(渡辺さん)と、その指導にあたる悲しい過去を持つバレリーナの原樹里絵(篠田さん)を中心とした物語が展開される。渡辺さんは「普通の学園ドラマと思いきや、時空を超えるというところが非常に面白い」と話し、篠田さんも「麻友とは今までの二人の共演が少なかったので、今回どういう演技をするんだろう?という気持ちがあり、楽しみ」と期待を寄せている。

 12日のチームKのドラマは大島優子さん、松井珠理奈さん、板野友美さん、北原里英さん、倉持明日香さんらが出演。明るく天真らんまんな妹・翼(松井さん)に振り回される内気でおとなしい姉・美帆(大島さん)という対照的な姉妹の物語を描く。大島さんは「メンバーを前に演技をするとドキドキしますが、舞台でもステージでもなく、メンバーみんなで一つの作品を作っていくという楽しさを感じています」と現場を楽しんでいる様子。一方、松井さんは「優子さんのようなお姉さんがいればうれしい」といい、「迷惑を掛けたり、姉に対して強気なことをいっているときもお姉さんのことを思ってやっている、そういった役なのでお姉さんに対する言葉には愛を持って演じていきたい」と語っている。

 13日のチームBのドラマは教師と生徒の物語。小嶋陽菜さん、島崎遥香さん、渡辺美優紀さん、峯岸みなみさん、梅田彩佳さん、柏木由紀さんらが出演する。余命わずかな女子高教師・小宮山薫(小嶋さん)のために生徒の橋本飛鳥(島崎さん)がクラスメートたちの心をつなごうと奔走する……という内容。小嶋さんは「チームBの若いメンバーたちの個性がいっぱい出せたらいいと思っています。彼女たちの成長を感じられる機会だとも思うので楽しみ」と意気込んでおり、島崎さんは「(役どころの)クラスで独りぼっちというところは自分に近いと思っています。私も友だちが多い方ではないので、気持ちは少し分かる気がします。感動的なドラマにできるように精いっぱい努力しています」と話している。

 ドラマは3話とも、原作は「AKB48」の総合プロデューサーを務める秋元康さんが手がけた。脚本は桑村さや香さんが担当している。“一番泣ける”作品の決定方法は、ドラマを見て”泣けたかどうか”を電話で集計し、最も電話数の多かったドラマを“一番泣けたドラマ”に決定する。電話の受付期間はそれぞれのドラマの放送から23時間。結果は17日午後9時にドラマの公式ホームページで発表する。

 ドラマは、11~13日の3夜連続で、11日は深夜0時18分から、12、13日は午後11時58分から放送予定。(毎日新聞デジタル)

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