板尾創路:勝ち馬の予言的中? 川崎競馬場でドラマ「レディ・ジョーカー」イベント

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 お笑いタレントの板尾創路さんが1日、川崎競馬場(川崎市川崎区)で行われたWOWOWの連続ドラマW「レディ・ジョーカー」のイベントに登場。トークショー後に、ドラマにちなんで第10レースでタイトルを冠した「レディ・ジョーカー杯」が行われた。プレゼンターとして、白のタキシード姿で表彰式に出席した板尾さんは、3番の馬「ヤマニンモンスター」が勝ったことについて、「先ほどフォトセッションで、偶然『3』のポーズで撮影した。3番が勝ったのは、半分以上は僕のお陰です」と話し、会場を盛り上げた。勝ち馬の馬券は買っておらず、「勝っとけばよかった……」とこぼし、優勝した山崎誠士騎手を笑わせていた。

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  「レディ・ジョーカー」は、高村薫さんが84~85年の「グリコ・森永事件」に着想を得て執筆し、単行本と文庫を合わせて累計発行部数が100万部を超えるベストセラー小説が原作。ビール会社社長の誘拐事件に端を発し、大企業の舞台裏や社会問題などに切り込んだ社会派サスペンスで、04年に映画化されたが、テレビドラマ化は今回が初めて。監督・脚本などスタッフは、10年に放送された「マークスの山」のメンバーが再集結。両作品に登場する主人公・合田刑事は、俳優の上川隆也さんが再び演じ、合田刑事に警護・監視されるビール会社社長役は、柴田恭兵さんが演じる。

 板尾さんは競馬場で知り合った仲間で結成された“レディ・ジョーカー”と名乗る犯行グループのメンバーを演じ、豊原功補さん、山本耕史さん、矢田亜希子さん、本仮屋ユイカさん、石黒賢さん、泉谷しげるさん、石橋凌さんら豪華キャストが出演する。イベントは、川崎競馬場がロケに使われたことを記念して行われた。

 競馬場での撮影について板尾さんは、「何百人ものすごくリアルなエキストラさんとともに撮影した。でも今日のお客さんでもできたんちゃうか?」と大勢の観客が詰めかけた様子に驚いていた。犯行グループのメンバーの1人を演じた泉谷さんについて「本当に(撮影中、競馬場に)なじんでらっしゃって。キャスティングがよかったんですかね。毛糸の帽子もなんか、そのへんの人からもらったみたいな、素晴らしいリアリズムだった」と笑顔で話し、「ドラマは、豪華なキャスティングで、すごく重厚な人間ドラマになっています。どうぞご覧ください」とアピールしていた。

 連続ドラマW「レディ・ジョーカー」は、WOWOWプライムで3日から毎週日曜午後10時に放送。全7話。初回は無料放送される。(毎日新聞デジタル)

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