小泉今日子:朝ドラ現場「スケバンのように仕切る」

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 女優の小泉今日子さんが4日、東京・渋谷のNHK放送センターで行われた4月スタートのNHK連続テレビ小説「あまちゃん」の完成試写会に登場。ヒロインの母親を演じる小泉さんは、田舎を飛び出した元不良という役柄に「朝ドラファンとしては、いつもほほ笑みを絶やさないお母さんをやりたかったんですが、“大丈夫なの?”って思うくらい、周囲にあたったり、娘に『ブス』というようなお母さんで……」と苦笑い。娘役の能年玲奈(のうねん・れな)さんからは「小泉さんは現場のすべてに気を配っていてかっこいい。これがスターなんだなって思いました」と憧れの視線を向けられるも、「スケバンのように仕切ってるだけです。すみません」といたずらっぽく笑って見せた。

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 一方、小泉さんから現場で共演者の渡辺えりさんと親しくしていることを明かされた能年さんは「すごく強烈で、えりさんといると刺激的です」と無垢(むく)な表情で語り、会場の笑いを誘った。また、能年さんの演技に関して、小泉さんは「回を重ねるごとにコメディエンヌとしての才能を発揮している。天才なんじゃないかって思うくらい」と絶賛し、祖母役の宮本信子さんからも「本当に何も色がついていないところが素晴らしい。それがどう変わっていくか、おばあちゃんとしては楽しみです」と期待を寄せていた。

 ドラマは、岩手・北三陸の架空の田舎町が舞台。東京のスピードについていけず、引きこもりがちだった高校2年生のアキ(能年さん)が、夏休みに母(小泉さん)の故郷に連れられ、“北の海女”として海に潜る祖母(宮本さん)の姿に衝撃を受け、海女を目指すことに。海に潜るようになったアキは、やがて「地元アイドル」として注目され、町おこしのシンボルとして駆り出される。そして、母の隠された秘密を知ったアキは、東京で本格的にアイドルを目指すことになるが……というストーリー。4月1日から放送。全156回を予定。(毎日新聞デジタル)

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