仲間由紀恵:話題のドラマ「サキ」クランクアップ 「サキの最後を見届けて」

ドラマ「サキ」のクランクアップを迎えた仲間さん
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ドラマ「サキ」のクランクアップを迎えた仲間さん

 女優の仲間由紀恵さんが主演を務める連続ドラマ「サキ」(関西テレビ・フジテレビ系)が19日、最終回を迎える。標的となる男性に近づき破滅へと導く悪女・サキを演じクランクアップを迎えた仲間さんは「これまでの集大成として、『なぜサキはこの5人を選ぶことになったのか?』そして、『どんな人生を送ってきた女性なのだろう?』という最大の謎も含めて、ぜひ、サキの最後を見届けていただきたいと思います」とアピールしている。

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 ドラマは11年に放送し、話題を呼んだ「美しい隣人」(関西テレビ、フジテレビ系))の第2弾。仲間さんは前作で演じた女性をターゲットにした悪女「マイヤー沙希」と同一人物の「網浜サキ」を演じている。サキ(仲間さん)は病院の小児科で働く看護師で、容姿はもちろん、所作も美しく、料理はプロ級の腕前。さらに、人の心理を読むことが得意という設定で、近づく男たちの人生を狂わせ、破滅へ導いていくという大人のサスペンスドラマ。

 仲間さんは、ターゲットの人たちに対して「心をどれぐらいオープンにさせることができるのか」「自分の心に少しでも引っかかるようなことが起こった時に、この人はどんな対処をするのだろう」といった「さじ加減が難しかった」といい「苦労しながらも、監督さんたちとのセッションを思い出しながら、作品の流れにうまく乗っていけたかと思っています」と撮影を振り返っている。

 自身の役柄については「もちろん許されないことをしていたり、人に対してやってはいけないようなこともしてしまうので『いい人』というだけの人ではないのですが、彼女が行動を起こす心の一番底に何があったのかを突き詰めていくと『どこにも持っていきようのない苦しい切ない思いを1人だけで抱えてずっと生きてきた人なのだ』と思います」と話し「そう思うと役柄に愛情を感じずにはいられないですね」とコメントしている。

 最終回では、自ら自宅に火を放った須藤(高嶋政伸さん)がサキ(仲間さん)の4人目のターゲットだと突き止めた隼人(三浦翔平さん)が須藤の家に向かう。翌朝、隼人と直美(内田有紀さん)は、須藤からサキが母親(朝加真由美さん)の死に立ち会っていたことを知らされる。直美と岩城(石黒英雄さん)が最後のターゲットは誰なのか悩む中、次に狙われるのが自分であると感じていた隼人のもとにサキから連絡があり、隼人は意を決してサキの自宅を訪れる……というストーリー。最終回は、19日午後10時から放送される。(毎日新聞デジタル)

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