映画興行成績:「ドラえもん」最新作がV2 嵐・二宮主演の「プラチナデータ」は2位

「映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館」の一場面 (C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK2013
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「映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館」の一場面 (C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK2013

 18日に発表された16、17日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、国民的人気アニメ「ドラえもん」の33作目となる劇場版アニメ「映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)」が、2週連続で1位を獲得した。人気グループ「嵐」の二宮和也さんが主演を務める東野圭吾さん原作の映画「プラチナデータ」は初登場2位。16日に全国310スクリーンで公開され、約30万5700人を動員し、興行収入約4億円となった。3位は、人気アニメ「プリキュア」シリーズの劇場版最新作「映画 プリキュアオールスターズ New Stage2 こころのともだち」が初登場。16日に全国174スクリーンで公開され、土日2日間の成績は約17万5900人を動員し、興行収入は約1億9700万円だった。

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 そのほか新作は、実話を基に人間と犬の絆を描き出した俳優の堺雅人さんの主演映画「ひまわりと子犬の7日間」が5位にランクイン。16日に全国232スクリーンで公開され、土日2日間の成績は約7万3700人を動員し、興行収入は約8400万円となった。「マトリックス」のウォシャウスキー姉弟と「ラン・ローラ・ラン」のトム・ティクバ監督が共同で手がけた「クラウド アトラス」は9位に初登場。15日に全国138スクリーンで公開され、土日2日間の成績は約3万3700人を動員、興行収入は約4300万円だった。

 「プラチナデータ」は、2017年という近未来、DNA捜査によって検挙率100%、冤罪(えんざい)率0%になった社会を舞台に、DNA情報「プラチナデータ」によって犯罪に巻き込まれ、容疑者となった警視庁特殊捜査機関所属の天才科学者・神楽龍平(二宮さん)と、 逃亡する神楽を執拗(しつよう)なまでに追う刑事・浅間玲司(豊川悦司さん)の攻防を描く。「プリキュアオールスターズ NewStage2 こころのともだち」は、普通の女の子が妖精たちの力を借りて、伝説の戦士・プリキュアに変身し、世界の征服をたくらむ悪に立ち向かう姿を描くアニメ「プリキュア」シリーズの劇場版14作目。テレビアニメ版の第1~10作の歴代プリキュア32人が妖精学校を守るために活躍する姿を描く。

 「ひまわりと子犬の7日間」は、動物管理所に収容された犬の母子と職員との実話を描いた山下由美さんのノンフィクション「奇跡の母子犬」(PHP研究所)を原案に、山田洋次監督の下で共同脚本や助監督を務めていた平松恵美子監督が脚本も手がけた作品。「クラウド アトラス」は、19世紀から24世紀の過去、現在、未来にわたる六つの物語が同時進行していく感動巨編。トム・ハンクスさんのほか、ハル・ベリーさん、スーザン・サランドンさん、ジム・ブロードベントさん、ペ・ドゥナさんら豪華キャストが出演している。(毎日新聞デジタル)

1位 映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館

2位 プラチナデータ

3位 映画 プリキュアオールスターズ New Stage2 こころのともだち

4位 オズ はじまりの戦い

5位 ひまわりと子犬の7日間

6位 フライト

7位 ダイ・ハード/ラスト・デイ

8位 テッド

9位 クラウド アトラス

10位 レ・ミゼラブル

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