広末涼子:「こんなダンナさん欲しい」 “普通の男”稲垣吾郎を大絶賛

映画「桜、ふたたびの加奈子」のイベントに登場した広末涼子さん
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映画「桜、ふたたびの加奈子」のイベントに登場した広末涼子さん

 人気グループ「SMAP」の稲垣吾郎さんと女優の広末涼子さんが24日、東京都内で行われた映画「桜、ふたたびの加奈子」(栗村実監督)のプレミア上映イベントに登場。水道局に勤める普通の男性を演じた稲垣さんについて、妻役を演じた広末さんは「本当に理想的。寛容で、こんなダンナさん欲しい。今回、いい意味で“稲垣吾郎”捨てているんですよ」と話し、「今までみたことない稲垣さんなのに、違和感がなく自然体で新鮮だった。新境地じゃないですかね」と絶賛した。

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 イベントでは、作品にちなんで観客が降らせる“桜吹雪”の中、桜色のカーペットを歩いて主要キャストが登壇。「桜のシャワーということで、髪の毛についたらどうしようと思ったんですけど」と語って会場の笑いを誘い、共演した「ジャニーズJr.」の高田翔さんから、撮影時「カットかかる度に髪形を気にする。プロ意識がすごい」といわれると、「バカにしてない? まあ、最後の海のシーンでは風に負けてますので」と話し、ヘアスタイルへのこだわりを自虐的に披露した。

 広末さんは「『どうして(稲垣さんが)食卓で新聞広げると、インテリに見えるんだろ』とか、最初は監督も悩んでいた」と撮影時のエピソードも披露。稲垣さんは「ぼくは普通にやってたつもりだったんだけど」と苦笑いを浮かべつつ、「でもうれしいですね。演じ手として幅広くなっていくというのは」と喜んでいた。

 映画は、不慮の事故で亡くした娘に会いたいという母の強い思いが数々の巡り合わせを呼び、傷ついた人々を再生へと導いていく感動作。娘を亡くした母親の容子を広末さん、容子の夫・信樹を稲垣さんが演じるほか、福田麻由子さん、高田さん、江波杏子さんらも出演する。4月6日に全国公開予定。(毎日新聞デジタル)

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