女優の本田翼さんが11日、テレビ東京の連続ドラマ「ヴァンパイア・ヘヴン」の制作発表記者会見に、大政絢さんら出演者とともに出席。バンパイアの小町役を演じる本田さんは、「遊園地ロケで空き時間が結構あったので、共演していた冨浦（智嗣）くんと岡本杏理さんとジェットコースターに乗って楽しんでました！」と撮影エピソードを披露。大政さんから「すごい絶叫系乗ってたよね！　四つ、五つくらい乗っていた」と明かされると、本田さんは「そうそうそう！　すっごい楽しかった！　髪の毛すっごい乱れて大変～みたいな感じだった！」と絶叫系好きな一面を見せていた。

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　ドラマは、主演の大政さん演じる絶世の美少女バンパイアの桜子と、桜子の親友で同じくバンパイアの小町が、人間の男性と初めての恋に落ちるという切ないラブストーリー。バンパイア界の禁忌を侵し、人間界に降り立った桜子と小町は人間の隼人（平岡祐太さん）と出会う。一瞬で隼人に恋をした桜子だったが、バンパイアは相手のことを好きになればなるほど、相手の血を欲してしまうという性質を持っていた。音楽を奏でると不思議と吸血衝動が収まることに気付いた桜子は、愛する人を思いギターをかき鳴らす。そんな桜子を心配そうに見つめる小町だったが、小町も隼人にひかれ始め……という展開。映画「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」の瀬田なつき監督が脚本とともにテレビドラマを初監督し、同映画で主演した大政さんと再タッグを組む。

　会見には、平岡さん、オープニングテーマ「禁断のカルマ」を担当する「私立恵比寿中学」の瑞季さん、真山りかさん、星名美怜さん、瀬田監督も出席。見た目年齢は20歳だが実年齢は165歳というバンパイア役について、本田さんは「バンパイアは、悪魔でおどろおどろしいものというイメージだったけど、普通の女の子の要素もあったので、演じやすいのかな」と話していた。

　一方、平岡さん演じる隼人と初恋に落ちるという役どころの大政さんは、「何も考えずお芝居に集中しています。隼人さんの演技でキュンキュンしようと」と平岡さんを意識してチラリと見ながら照れ笑い。平岡さんはそれを受けて、「明日からの現場が変わるな。女心がいまいち分からないので、（みんなの反応を見ながら）頑張りたい！」と意気込んだ。ドラマは12日から毎週金曜深夜0時52分に放送予定。（毎日新聞デジタル）