ダイオウイカ:Nスペで再び 古代ザメなど巨大深海生物続々登場

NHK提供
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 成長すると全長18メートルにもなる「ダイオウイカ」など深海に生息する巨大生物の秘密に迫るドキュメンタリー番組「NHKスペシャル 深海の巨大生物」が、NHK総合で7月に2回にわたって放送されることが分かった。ダイオウイカは、世界で初めて動画撮影に成功した映像が1月放送のNHKスペシャル「世界初撮影!深海の超巨大イカ」で公開され、平均視聴率16.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と高視聴率を記録するなど話題となった。

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 ダイオウイカは地球上最大の無脊椎(せきつい)動物。欧米では“船を襲う海の怪物”クラーケンのモデルとして知られ、古くから船を沈めると恐れられてきた。世界中のメディアや研究者が深海で泳ぐ生きた姿の動画撮影に挑戦し、失敗してきたが、12年にNHKや国立科学博物館の窪寺恒己博士らによって小笠原諸島近くの深海で世界で初めて撮影に成功した。

 番組は、NHKとディスカバリーチャンネルの国際共同制作で、有人潜水艇や最新の科学技術を利用して深海の生態系に迫る。第1回「伝説のイカを育むオアシス」は、ダイオウイカが生息する深海の生態系を紹介。第2回「謎の海底サメ王国」では、駿河湾と相模湾を舞台に、1億年前の姿をとどめた「生きた化石」と呼ばれる古代ザメなど深海ザメの生態に迫る。放送日時は今後、発表される。(毎日新聞デジタル)

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