堺雅人:上戸彩と10年ぶり共演 池井戸潤原作ドラマで型破りの銀行マン演じる

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 俳優の堺雅人さんがTBS系のドラマ枠「日曜劇場」(日曜午後9時)で7月にスタートする「半沢直樹」(仮)で主演を務めることが15日、明らかになった。堺さんはバブル期に大手銀行に入行した型破りの銀行マン・半沢直樹を演じ、半沢の妻を女優の上戸彩さんが演じる。堺さんと上戸さんの共演は03年に放送した連続ドラマ「ひと夏のパパへ」(TBS系)以来10年ぶりといい、堺さんは「可愛らしくも芯のある、上戸さんのお芝居を今から楽しみにしております」と話している。

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 一方、半沢の妻で明るく爽やかな女性・花を演じる上戸さんは「男性社会を描くドラマですが、実は支える側にも同じような社会があり、ドラマがある。陰ながら夫を支えるたくましい女性、半沢花を楽しみたいと思います」とコメントしている。

 ドラマは、「下町ロケット」で直木賞を受賞した作家の池井戸潤さんの人気小説「オレたちバブル入行組」と「オレたち花のバブル組」が原作。ドラマは、銀行に入ったら一生安泰と言われていたバブル期に東京中央銀行に入行した半沢が、銀行の内外に現れる“敵”と戦い、組織と格闘していく様子を描く。

 堺さんはオファーが来たとき、「この厳しい時代の中、頑張っている皆さんへのエールになれば、などと思っておりました。けれども原作の小説や脚本を読ませていただくうち、それぞれの現場で一生懸命働いている登場人物の姿に、いまは『力をもらっているのはむしろ僕かもしれない』と思うようになっています」と話し、「キャスト、スタッフ一丸となって、暑い夏を過ごすつもりでおります」と意気込んでいる。

 東京中央銀行で歴代最年少のスピード出世で常務にまでなった大和田常務を香川照之さんが演じるほか、及川光博さん、壇蜜さん、人気アイドルグループ「Hey! Say! JUMP」の中島裕翔さん、北大路欣也さんらが出演する。ドラマは7月7日から毎週日曜午後9時に放送。(毎日新聞デジタル)

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