森山未來：1年間海外留学　ベルギー、イスラエル拠点に演劇活動

　俳優の森山未來さんは23日、10月から来年9月まで1年間海外留学すると所属事務所を通じファクスで発表した。森山さんは22日に文化庁から13年度の海外派遣型「文化交流使」の指名を受け、留学が実現。ベルギー、イスラエルの劇団を主な活動拠点に、演劇の共同制作や公演等を行う予定だという。

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　森山さんは「文化交流使として選んでいただいて大変光栄であるとともに、ここに名を連ねることの重みを受けとめています。日本の文化がさらに軽やかに海の向こう側へ飛び越えていけるよう、そして、この島国が海の向こう側からさまざまな文化を受けとめ、取捨できる器量がさらに膨らんでいけるための一つの架け橋になれるよう、精進していきたい所存です」とコメントしている。

　文化交流使は03年度から行われている文化庁の事業で、芸術家、文化人、研究者など、文化に携わる人々を一定期間指名し、日本文化の紹介活動を展開することで、日本の文化的イメージの向上と諸外国との文化人や芸術家間ネットワーク形成の強化を目指すというもの。13年度は森山さんのほか、書道家の武田双雲さんやアートユニット「明和電機」社長の土佐信道さんらも選ばれている。（毎日新聞デジタル）