金子ノブアキ:ヒート優勝のNBA今季を振り返る「ファイナル面白すぎた」

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 ファイナルでの激戦の末、マイアミ・ヒートの優勝で幕を閉じた北米プロバスケットボール「NBA」の12−13年シーズンを振り返る総集編が、29日、WOWOWで放送される。バスケットボール通としても知られ、同番組にも出演するミュージシャンで俳優の金子ノブアキさんが今シーズンを振り返った。(毎日新聞デジタル)

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 先日行われたファイナルでは、サンアントニオ・スパーズとヒートが対戦し、第7戦までもつれる激戦の末、ヒート(通算成績4勝3敗)が今シーズンの王者となり、連覇を達成した。金子さんはこのファイナルの模様を「面白すぎた。初戦でスパーズが勝って、それから監督同士の戦いがすごく浮き彫りになった。戦術的にも、第2戦では(ヒートの)レブロン(・ジェームズ)選手がスクリーナー(スクリーンをセットする選手=相手ディフェンスの動きを制限する)になったり……」と“バスケ通”ならではの視点で説明。

 特に、ヒートが逆転で勝利を収めた第6戦について、「スパーズが優勝かと思ったんですけど、(第4クオーターの残り5秒で)レイ・アレン選手が同点の3ポイントシュート決めるというのもバスケの神は見ているなと思っちゃう。このためのトレードだったのかって。運命的なものを感じちゃいましたね」と興奮した様子で、「鳥肌立っぱなしでした。最高の2チームですよ」と振り返った。

 今シーズンについては、「2、3年前から勢力図が変わってきていると感じていたんですけど、今年は特にいろんなチームが台頭してきている」と冷静に分析。印象に残ったチームにスパーズを挙げ、「今年は、やっぱり強かった。素晴らしいものを見せてもらった。NBAは派手なものを見たいというのもあるんですが、バスケってこうだよな、プレーオフっていったらディフェンスだよな、ディフェンスがいいチームが勝つよなっていう感じでしたね」と絶賛した。

 金子さんは早くも来シーズンが待ち遠しい様子で、「東は(シカゴ・)ブルズで、西は(ゴールデンステート・)ウォリアーズに注目。本当に楽しみ」と目を輝かせながら一押しチームを紹介。「ウォリアーズはプレーオフ中も強くなってきましたからね。補強をどうするかというのもありますけど。シカゴはデリック・ローズ選手が(けがから)いい状態で戻れると監督がいっていたので、相当強くなる可能性がある」と展望し、「向こうで解説できたらいいよなあ。楽しいだけって感じ。現地インタビューとかは、英語が苦手なので、そこは戦力なれないけど……」と笑顔で願望を明かしていた。

 金子さんが出演する「NBAバスケットボール 2012−13シーズン総集編」はWOWOWライブで29日正午に放送。7月7日、12日にもリピート放送する予定。

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