いとうせいこう:WOWOW新番組「KAZEOKE」に自信 「THE MOVIEになってもいい」

WOWOWの新番組「KAZEOKE」の司会を務めるいとうせいこうさん(右)と神田愛花さん
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WOWOWの新番組「KAZEOKE」の司会を務めるいとうせいこうさん(右)と神田愛花さん

 タレントのいとうせいこうさん、元NHKでフリーアナウンサーの神田愛花さんがこのほど、司会を務めるWOWOWの新番組「KAZEOKE」の初回収録を前に会見した。各界の一流クリエーターたちが出演し、物語の最初と最後のシーンを提示され、“その間のストーリー”作りを競い合う番組で、いとうさんは「映画の脚本とか2時間スペシャルをやってるような人が、(アイデアを)3本も4本もこの番組にくれちゃう。ギャラはどうなってるの?」と笑わせ、「これが続いて『KAZEOKE THE MOVIE』になったっていいんですよ!」と自信を見せた。

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 番組は、「風が吹けば桶(おけ)屋がもうかる」のことわざで、「風が吹く」と「桶屋がもうかる」の間には各地域で異なるストーリーがあることにちなみ、さまざまなクリエーターが、番組側が用意した物語の冒頭とラストの映像だけを見て、その間のストーリーを考え、面白さを観客の投票によって競う創造力バラエティー。

 同番組は、視聴者のインターネット投票でレギュラー番組を決める「大人番組リーグ」の一環として12年12月に放送され、レギュラー化する4番組の一つに4位で選ばれたといい、神田さんは「ぎりぎりでよかった。最初から一番でも結構重荷なのでこのくらいがちょうどいいかな。地味に長く行けたら」と抱負を語った。「普段なかなかテレビでは拝見できない方が出てくださるんですが、その方の代表作とは全然違うテイストのものが出てくるんです! 本当はこっちも得意だったのかなというようなところも見られて、すごくぜいたくだなと感じてます」と魅力を語った。

 レギュラー放送の初回では、お笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建さん、脚本家・大森美香さん、ゲームクリエーターの日野晃博さんの3人が参戦。今回用意されたのは、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」にも出演中の若手女優・足立梨香さんが演じる、ある20代の女性が喫茶店に入ってくるシーンと、高台で「ふざけんなー!」と叫ぶシーンの2種類の映像だった。番組は、WOWOWプライムで14日から毎月第2日曜午後11時にWOWOWプライムで放送予定。初回は無料放送。(毎日新聞デジタル)

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