螺鈿迷宮:バチスタシリーズの田口&白鳥コンビ再び 14年1月放送スタート

14年1月スタートの連続ドラマ「螺鈿迷宮(仮)」に出演する(左から)柳葉敏郎さん、伊藤淳史さん、仲村トオルさん
1 / 1
14年1月スタートの連続ドラマ「螺鈿迷宮(仮)」に出演する(左から)柳葉敏郎さん、伊藤淳史さん、仲村トオルさん

 人気ドラマ「チーム・バチスタ」シリーズの“人のいい心療内科医”田口公平と“厚生労働省の変人官僚”白鳥圭輔が活躍する連続ドラマ「螺鈿迷宮(らでんめいきゅう)」(仮題、関西テレビ・フジテレビ系)が14年1月にスタートすることが20日、明らかになった。これまで同様、俳優の伊藤淳史さんが田口、仲村トオルさんが白鳥を演じ、最強の敵として2人の前に立ちふさがる地方病院の院長役で柳葉敏郎さんも出演する。

ウナギノボリ

 ドラマは、海堂尊さんの長編小説が原作。終末期医療を主としつつ周辺の死因不明遺体の検視も担う地方病院「碧翠院(へきすいいん)」を営む桜宮一族の謎に迫る医療ミステリー。終末医療の問題、ずさんな死因究明制度、地域医療の厳しい現実とジレンマなどが描かれ、鉄壁の絆とプライドで“ある秘密”を守ろうとする碧翠院の院長・桜宮巌雄(柳葉さん)と、田口(伊藤さん)&白鳥(仲村さん)との鬼気迫るやり取りも見どころの一つになるという。

 撮影はすでにスタートしており、伊藤さんは「今回も変わらない田口先生をお届けできるよう、いろいろと考えながら挑戦しています。今回の作品は終末期医療という重いテーマです。正しい答えが一つではなかったりもします。そういった中で、田口・白鳥のおもしろいやり取りもしっかり描いていけたらと思っています」とコメント。さらに「シリーズ集大成といえる医療ミステリーです。最高のものができるよう、この夏は全力で頑張ります。放送を楽しみにしていてください」とアピールしている。

 同ドラマは14年1月から毎週火曜午後10時~同54分に放送。(毎日新聞デジタル)

ブック 最新記事