あまちゃん:「潮騒のメモリー」CD化 キョンキョン14年ぶりのシングル

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 NHK連続テレビ小説「あまちゃん」で人気を集めている挿入歌「潮騒のメモリー」がCD化され、31日に発売されることが20日、明らかになった。主人公・アキの母、天野春子を演じる小泉今日子さんが歌ったバージョンが収録され、CDシングルとして発売される。小泉さんがCDシングルを発表するのは、99年8月発売の「For My Life」以来、約14年ぶり。小泉さんは「楽曲の世界観を大切に、もう全力で“17歳のマーメイド”な気分で歌いました」とコメントを寄せている。

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 「潮騒のメモリー」は、86年に公開された架空のアイドル映画「潮騒のメモリー」の主題歌という設定。同映画で主演を務めた鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子さん)の楽曲としてリリースされてヒットしたが、実は鈴鹿は極度の音痴だったため、アイドルを目指していた春子(小泉さん)が“影武者”として歌っていたことが19日の放送で明らかになっていた。同曲は、若き日の春子のレコーディングの場面、母となった春子がカラオケで熱唱するシーンで使用されたほか、主人公で春子の娘のアキ(能年玲奈さん)と親友のユイ(橋本愛さん)が結成したアイドルグループ「潮騒のメモリーズ」も歌っていた。

 作詞はドラマの脚本を手がける宮藤官九郎さんが担当し、「ジョニーに伝えて」「千円返して」「潮騒のメモリー 私はギター」「三途の川のマーメイド」など独特の歌詞が人気を集めている。作曲は、ドラマのオープニングテーマや挿入歌「暦の上ではディセンバー」を手がけた大友良英さんとSachiko Mさんが担当している。

 CDのジャケットは、ドラマのパラパラマンガを手がけるお笑い芸人の鉄拳さんが映画「潮騒のメモリー」のシーンを描いたイラストがあしらわれ、アナログEP風の紙ジャケットとなっている。カラオケバージョンも収録し、価格は700円。また、20日からレコチョクやiTunes Storeなどでも配信される。(毎日新聞デジタル)

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