半沢直樹:原作小説も大ヒット! 文庫部門1位、2位独占 オリコン本ランキング

大ヒット中のドラマ「半沢直樹」の原作、池井戸潤さんの「オレたちバブル入行組」(左)と「オレたち花のバブル組」
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大ヒット中のドラマ「半沢直樹」の原作、池井戸潤さんの「オレたちバブル入行組」(左)と「オレたち花のバブル組」

 俳優の堺雅人さん主演で大ヒット中の連続ドラマ「半沢直樹」(TBS系)の原作となる池井戸潤さんの小説2作品が、7日に発表されたオリコン週間本ランキング(12日付)の文庫部門で1位、2位を独占した。高視聴率を連発するドラマの勢いもそのままに、「オレたちバブル入行組」(2007年12月10日発売、文芸春秋)は週間で8万4000部を売り上げ1位、「オレたち花のバブル組」(10年12月3日発売、同)も週間7万部を売り上げ2位に入った。

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 ドラマは、7月7日に2時間スペシャルで放送された初回で平均視聴率19.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、7月14日の第2話はさらに21.8%(同)とアップ。原作の2作は7月15日付のランキングでそろってトップ100入りを果たし、同22日付ではトップ5入りしていた。ドラマは今月4日放送の第4話で27.6%を記録し、瞬間最高視聴率は30%を超えるなど右肩上がりに数字を伸ばしており、並行して原作もついにワンツー・フィニッシュを飾った。

 なお、原作2作の発行部数は合計で150万部を突破しており、シリーズ第3弾の「ロスジェネの逆襲」(ダイヤモンド社)も総合部門で先週の35位から15位に上昇。ドラマは、銀行に入ったら一生安泰と言われていたバブル期に東京中央銀行に入行した型破りの銀行マン・半沢直樹が、銀行の内外に現れる“敵”と戦い、組織と格闘していく様子を描いている。(毎日新聞デジタル)

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