アメトーーク!
芸人矢印トーーク ~実は前から思ってたけど…~
11月7日(木)放送分
「倍返しだ!」を決めぜりふに俳優の堺雅人さんが型破りの銀行マンを演じて大ヒット中のドラマ「半沢直樹」(TBS系)の原作について、原作者の池井戸潤さんが「チャンバラ活劇、時代劇である」と語っていることがわかった。ドラマを見た池井戸さんは同ドラマの伊與田英徳(いよだ・ひでのり)プロデューサーに「原作は経済を使った時代劇。よくくみ取ってくれた!」と絶賛したという。(毎日新聞デジタル)
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池井戸さんは元銀行マンという異色の経歴の持ち主で、半沢直樹シリーズのように銀行を舞台とした作品が多く、他にも直木賞受賞作で下町の工場を舞台にした「下町ロケット」、大手自動車メーカーを舞台にした「空飛ぶタイヤ」などの企業・経済小説を手がけてきた。一見すると硬い内容にみえるが、苦境に立たされながらも志を曲げず奮闘するという人間ストーリーが描かれており、作品への共感を呼ぶ魅力となっている。
半沢直樹シリーズも、銀行マン・半沢直樹が、銀行の内外に現れる敵と戦い、組織と格闘していくさまを描いており、苦境に立たされた半沢が最終的に敵に“倍返し”する痛快さが魅力となっている。池井戸さんは「原作は経済小説という面もあるけれども、経済を使った時代劇。それをちゃんとくみ取って、良く作っていただいた」と絶賛したといい、伊與田プロデューサーは「そう言ってもらえて、僕らもうれしかった」と喜んでいる。
数ある池井戸さんの作品の中でも、「オレたちバブル入行組」と「オレたち花のバブル組」を選んだ理由について、伊與田プロデューサーは「(演出の)福澤(克雄)さんに池井戸さんの本が面白いと勧めてもらった。中でも物語に紆余(うよ)曲折が激しくあって、連ドラ向きかなと思った」のがきっかけだといい、「サラリーマンものとか経済ものといわれているが、基本的には半沢直樹という人の生き様を描いている。その舞台がたまたま銀行だった」と原作について語っている。
ドラマはTBS系で毎週日曜午後9時に放送。第6話は25日に25分拡大で放送される。
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