半沢直樹:関東でも視聴率30%の大台に! 瞬間最高も34.5%の好記録

ドラマ「半沢直樹」第7話の1場面=TBS提供
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ドラマ「半沢直樹」第7話の1場面=TBS提供

 俳優の堺雅人さんが型破りの銀行マン役で主演を務め、右肩上がりの高視聴率を記録しているドラマ「半沢直樹」(TBS系、毎週日曜午後9時)の第7話が1日放送され、平均視聴率は30.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、関東地区でもついに30%の大台に到達した。瞬間最高視聴率は午後9時52分の34.5%(同)だった。第7話は半沢直樹が苦境に陥るさまが描かれ、決めぜりふの「倍返しだ!」もなかったが、視聴率は最高記録を更新しており、改めて注目度の高さが裏付けられた格好だ。

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 ドラマは、「下町ロケット」で直木賞を受賞した作家の池井戸潤さんの人気小説「オレたちバブル入行組」と「オレたち花のバブル組」が原作。銀行に入ったら一生安泰と言われていたバブル期に東京中央銀行に入行した型破りの銀行マン・半沢直樹が、銀行の内外に現れる“敵”と戦い、組織と格闘していく様子を描く。見事「10倍返し」を完了させた“大阪編”の第5話では平均視聴率29.0%を記録、第6話でも同じく29.0%だったが、瞬間最高視聴率は33.6%(同)とこれまでの最高を記録。関西地区では平均視聴率32.8%となり、今回は関東地区で30%の大台を突破するかが注目されていた。

 第7話は、金融庁検査への対応と伊勢島ホテルの経営再建という、2つの大きな課題を突きつけられた半沢(堺さん)が、ホテルが200億円の融資を得るために、資金運用による損失の事実を隠ぺいする工作を行ったことを突き止め、その黒幕を探し始める。それと同時にホテルを救い、東京中央銀行が金融庁の検査で巨額の引当金を積むことを避けるために、ホテルの聖域とも言われる領域に手を付けることを湯浅社長(駿河太郎さん)に進言する……という内容だった。(毎日新聞デジタル)

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