壇蜜:悪女でドSな主婦役でドラマ初主演 「あんな女は嫌だと思って」

スペシャルドラマ「悪夢の六号室」でドラマ初主演を果たす壇蜜さん
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スペシャルドラマ「悪夢の六号室」でドラマ初主演を果たす壇蜜さん

 タレントの壇蜜さんが、朝日放送(ABC)で今冬に放送されるスペシャルドラマ「悪夢の六号室」でドラマ初主演を果たすことが30日、明らかになった。大ヒットドラマ「半沢直樹」(TBS系)での好演も記憶に新しいが、今回挑戦するのは浮気した夫の殺害を殺し屋に依頼する“悪女”で“ドS”なキャラクターもある専業主婦。ドラマ初主演について「向いてないことをご理解の上、選んでいただいたことは光栄です。善処します」と控えめに語りながらも、壇蜜さんは「粛々とその女性の気持ちに触れたい。見終わった後で、あんな女いたら嫌だと思ってくだされば幸いです」と意気込んでいる。

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 ドラマは、映画化されたデビュー作「悪夢のエレベーター」(幻冬舎)をはじめ、累計75万部を突破する「悪夢」シリーズを手掛ける若手作家の木下半太さんが原作・脚本を書き下ろした最新作。とある古びたモーテル、大金を盗んだ若いカップルの部屋「五号室」と殺し屋の部屋「六号室」に、夫殺しを依頼した妻が現れ、事態は思わぬ方向に転がっていく……というサスペンスコメディーだ。

 壇蜜さんが演じるのは、老舗和菓子屋の三代目の妻で、浮気した夫の殺害を殺し屋に依頼する町田鮎子。一見、大人しくおしとやかなセレブ風のクールな美女だが、攻撃的な性格で情緒不安定な一面もあり、黒髪で妖艶な雰囲気を醸し出す妖しい女。「テニスボールを旦那の口に詰め込む」などの“ドSぶり”も発揮しながら、浮気した夫を追い詰めていくといい、番組の飯田新プロデューサーは「新たな魅力をまとった壇蜜さんをお見せします!」と自信を見せている。

 ドラマは、壇蜜さんのほか、逢沢りなさん、堀部圭亮さん、森本亮治さん、西郷豊さんらが出演。ABCローカルで今冬に放送される予定。(毎日新聞デジタル)

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