薬師丸ひろ子:有村架純と“あまちゃん”コンビでSPドラマ 「赤ちゃんポスト」を題材に

スペシャルドラマ「こうのとりのゆりかご~『赤ちゃんポスト』の6年間と救われた92の命の未来~」で主演を務める薬師丸ひろ子さん
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スペシャルドラマ「こうのとりのゆりかご~『赤ちゃんポスト』の6年間と救われた92の命の未来~」で主演を務める薬師丸ひろ子さん

 9月に放送終了したNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で大物女優役を好演した薬師丸ひろ子さんが、11月に放送されるTBS系のスペシャルドラマ「こうのとりのゆりかご~『赤ちゃんポスト』の6年間と救われた92の命の未来~」で、主演を務めることが分かった。また、同じく「あまちゃん」に出演した有村架純さんも「赤ちゃんポスト」にわが子を預ける女子高生を演じている。

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 ドラマは、親の事情で育てられない赤ちゃんを「匿名」でも預かる「赤ちゃんポスト」を開設し、「こうのとりのゆりかご」と名付けて運営を始めた熊本県の慈恵病院の実話を元に、同施設によって救われた92人の赤ちゃんと、世間の厳しい批判を乗り越えて6年間同施設の運営を支え続けてきた病院の人々のプライバシーを守るためフィクションとして再構築した「テレビ未来遺産ドラマ特別企画」。同施設の実現と運営に奔走する看護部長の安田裕美子を演じる薬師丸さんのほか、同僚の看護師役は、堀内敬子さん、江口のりこさん、安藤サクラさん、南明奈さん、裕美子の夫役は宇梶剛士さん、娘役は杉咲花さん、波瑠さん、苦悩の末に「こうのとりのゆりかご」開設を許可する市長役は佐々木蔵之介さんが演じる。

 薬師丸さんは、「赤ちゃんポスト」について関心を持っていたといい、「今回初めてその経緯、関係者のご苦労などを知りました。私が演じる看護部長の『ひとりでも多くの赤ちゃんの命を救いたい』という強い信念と、献身的に取り組むその姿を、少しでも視聴者の皆さんにお伝えできれば」と、コメントしている。ドラマは11月25日午後9時~10時54分放送予定。(毎日新聞デジタル)(毎日新聞デジタル)

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