東京国際映画祭:六本木で開幕 栗山千明がトップで登場

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 アジア最大級の映画祭「第26回東京国際映画祭(TIFF)」が17日、六本木ヒルズ(東京都港区)で開幕した。ペットボトルを再生して制作したグリーンカーペットが敷かれ、同映画祭をアピールする「フェスティバル・ミューズ」の女優の栗山千明さんが黒のシックなドレスで登場しスタートを切った。

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 500ミリリットルのペットボトル約2万6000本で作られたグリーンカーペットには栗山さんに続き「フェスティバル・ナビゲーター」の俳優の斎藤工さんと女優の山崎紘菜さんも登場。この後も、オープニング作品の「キャプテン・フィリップス」(ポール・グリーングラス監督)に主演する米俳優のトム・ハンクスさん、特別招待作品「ブリングリング」のソフィア・コッポラ監督と父のフランシス・フォード・コッポラ監督のほか女優の忽那汐里さん、長澤まさみさん、俳優の岡田将生さん、大東駿介さんら50組のべ284人が登場する予定。

 TIFFは六本木ヒルズを主会場に東京都内の劇場などで25日まで開催。国際審査委員長は中国のチェン・カイコー監督が務める。オープニング作品は「キャプテン・フィリップス」、クロージング作品は三谷幸喜監督の「清須会議」が上映される。最高賞の「東京サクラグランプリ」を決定するコンペティション部門には15作品が選ばれ、日本からは二階堂ふみさん主演の「ほとりの朔子」(深田晃司監督)、大森南朋さん主演の「捨てがたき人々」(榊英雄監督)が出品される。

 今回から開幕日を、土曜から木曜に変更したほか、「コンペティション」と「特別招待作品」以外の主要部門の新編成を行い、アジアの新鋭監督の作品を上映する新部門「アジアの未来」を加え「日本映画スプラッシュ」「ワールド・フォーカス」の計5部門で国内外の映画約300本を上映する。(毎日新聞デジタル)

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