沢尻エリカ:「久しぶりのいい子キャラ」で1年半ぶりにドラマ主演

「時計屋の娘」で主演を務める沢尻エリカさん=TBS提供
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「時計屋の娘」で主演を務める沢尻エリカさん=TBS提供

 女優の沢尻エリカさんが、TBSの特別ドラマ「時計屋の娘」で主演を務めることがこのほど明らかになった。沢尻さんがドラマに出演するのは同局で昨年4月に放送された「悪女について」以来、1年半ぶり。今回、東日本大震災で母を亡くした清楚(せいそ)で優しい主人公・宮原リョウを演じる沢尻さんは「久しぶりのいい子キャラを、元気さを大切にして楽しく演じ切りたい」と意気込んでいる。

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 「時計屋の娘」は、沢尻さん演じるリョウが腕のいい職人・秋山守一(國村隼さん)が営むある時計店を訪れるところから始まる。リョウは東日本大震災による津波で亡くなった母親の形見のビンテージ時計の修理を秋山に依頼し、母親がかつて秋山の恋人だったと明かす……という内容。2人は親子なのか?という謎を残しながら物語が進み、リョウと秋山の心の交流が描かれる。また、震災で被害を受けた石巻にも話題が及び、人々を結びつける絆の力も描かれる。

 沢尻さんは「作品はシンプルでピュア。台本を読んですてきなドラマになると直感しました」とやりがいを感じているようだ。同ドラマの八木康夫プロデューサーは「悪女について」も手がけており、「もう一度、沢尻さんと仕事をしたいと企画を温めてきました。今回は沢尻さんありきの当て書きの台本。彼女は、貧しい役からゴージャスな役まで演じられる、この年齢では貴重な女優さん。あえて市井の女性を演じてもらおうと考えました」と制作意図を明かしている。

 ドラマは11月18日午後9時からTBS系で放送。BS−TBSでも11月22日午後7時から放送予定。(毎日新聞デジタル)

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