ダブルフェイス:異色のWOWOW×TBS共同制作ドラマがグランプリ 西島秀俊が喜び語る

「東京ドラマアウォード2013」の授賞式に登場した西島秀俊さん
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「東京ドラマアウォード2013」の授賞式に登場した西島秀俊さん

 WOWOWとTBSの共同制作ドラマ「ダブルフェイス」が、優れたテレビドラマを表彰する「東京ドラマアウォード2013」の単発ドラマ部門のグランプリを受賞したことが22日、明らかになった。同日、東京プリンスホテル(東京都港区)で開催された授賞式に、主演の西島秀俊さんが登壇し、「とても光栄です。撮影は過酷だったので報われました」と喜び、「同じスタッフとキャストで『MOZU』というドラマを制作しています。新キャストも加わりますし、『ダブルフェイス』を超えます。ぜひ楽しみにしてください」と次回作に向けて意気込みを語った。

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 「東京ドラマアウォード」は、日本のドラマの海外発信を目的とした「国際ドラマフェスティバル in TOKYO」のメインイベントとして開催されており、今年で6回目。昨年、「家政婦のミタ」(日本テレビ系)が受賞した連続ドラマ部門のグランプリにはNHK連続テレビ小説「あまちゃん」が輝いた。

 「ダブルフェイス」は香港映画「インファナル・アフェア」の日本版リメークで、西島さんが演じた闇組織に潜入捜査する警察官・森屋純が主人公のTBS版「潜入捜査編」と、香川照之さんが演じた見た目はエリート警察官だが実は闇組織のスパイという高山亮介が主人公のWOWOW版「偽装警察編」の2作を制作。純と亮介とのスパイはそれぞれの立場に悩み、やがて運命が複雑に交差していく……というストーリー。TBSとWOWOWがドラマを共同制作するのはこのときが初めてで、局の垣根を越えたコラボレーションは極めて異例ということもあり、話題を呼んだ。(毎日新聞デジタル)

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