テレビ朝日:年間視聴率4冠に手応え「トップ争い制するのではないか」

年間視聴率4冠に向け意気が上がるテレビ朝日
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年間視聴率4冠に向け意気が上がるテレビ朝日

 テレビ朝日の早河洋社長は29日の定例会見で、年間平均視聴率で現在、ゴールデン(午後7~10時)、プライム(午後7~11時)、プライム2(午後11時~深夜1時)で首位の3冠であることを明らかにし、全日(午前6時~深夜0時)は2位だが「残り2カ月、年末までなんとかトップ争いは制するのではないかと思っている」と4冠達成に自信を見せた。

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 同局の今年1月以降の年間平均視聴率は、全日が日本テレビと0.5ポイント差の7.8%で2位だったが、ゴールデンが11.9%、プライムが12.2%、プライム2が8.3%で首位。早河社長は「7月クールは視聴率がやや低空飛行だったが、ここにきて持ち直している」とコメント。特に初回22.8%、第2話23.1%と10月スタートドラマ平均視聴率首位の「ドクターX~外科医・大門未知子」、同3位の「相棒シーズン12」に加え、プロ野球日本シリーズ「楽天対巨人」の第1、2戦がともに20%超えの高視聴率を獲得しており、年間平均視聴率の上昇に寄与した。

 早河社長は「『相棒』『ドクターX』が高いレベルで推移している」と喜び、一時落ち込んだ報道番組「報道ステーション」も視聴率を持ち直していることから、「根拠はないが、番組の空気は連動する傾向があるように思う。何か視聴率が上がるときは全番組上がるような雰囲気がある」と持論を展開。「平均視聴率に影響するというスポーツ中継も今後いくつか放送する予定」とさらなる平均視聴率の上昇に期待していた。(毎日新聞デジタル)

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