10月27日に71歳で亡くなった米ミュージシャンのルー・リードさんの追悼番組「洋楽年鑑　ルー・リード ライブ・イン・プラハ ～from V U to LU LU～」が16日、WOWOWで放送されることが分かった。番組では、2012年7月4日にチェコ・プラハで行われたツアー「from V U to LU LU」の最終公演の模様を放送。ライブでは、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド時代から最新作「LU LU」までの楽曲を披露している。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　リードさんは1942年に米ニューヨークのブルックリンで生まれ、65年にジョン・ケイルさんらとヴェルヴェット・アンダーグラウンドを結成。「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ」「ホワイト・ライト／ホワイト・ヒート」など4枚のアルバムを残し、70年にバンドを脱退。ソロとしては「トランスフォーマー」「ベルリン」「無限大の幻覚～メタル・マシーン・ミュージック」など数々の名作を発表し、パンクやオルタナティブ・ロックシーンなどに大きな影響を与えた。

　番組では、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド時代の「僕は待ち人」「ヘロイン」やソロ時代の名曲「ワイルド・サイドを歩け」、バンド「メタリカ」とのコラボレーションアルバムで遺作となった「LU LU」から「ブランデンブルク・ゲイト」などのライブ映像を放送する。放送はWOWOWライブで16日午後3時55分から。（毎日新聞デジタル）