大橋未歩アナ:「死ぬかも」脳梗塞時の心境激白

テレビ東京提供
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 軽度の脳梗塞(こうそく)による療養生活から9月に職場復帰したテレビ東京の大橋未歩アナウンサーが、25日放送の「主治医が見つかる診療所」(テレビ東京系)で闘病生活の詳細を明かしていることが20日、わかった。発症の瞬間から実際の治療まで一部始終を初告白している。

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 大橋アナは、1月上旬に34歳の若さで軽度の脳梗塞と診断され、一時入院。その後自宅で療養し、9月3日に職場復帰した。番組で、大橋アナは発症の瞬間を激白。就寝前、顔を洗っている時に左手の感覚に異常が生じたといい、その後、倒れこんだところを近くにいた夫が119番した。迅速に救急搬送されたが、「自分ひとりでは大事にしたくないという思いから救急車を呼ばなかったかもしれない、あるいは呼ぼうとしても呼べなかったかもしれない」と振り返り、発症時には「死ぬかもしれないという怖さがあった」と心境を語っている。

 「主治医が見つかる診療所」は、司会をフリーアナウンサーの草野仁さんとお笑いタレントの東野幸治さんが務め、各診療科の現役医師たちとともに医療・健康にまつわるさまざまな情報を伝える情報番組。大橋さんが出演する回は「脳卒中」がテーマで、2時間スペシャルで放送される。番組では、脳卒中発症時に確認するべき重要なキーワードとして「F=FACE(顔)、A=ARMS(腕)、S=SPEECH(話し方)、T=TIME(時間)」をつなげた「FAST」を紹介。顔や腕、話し方に変異が現れ、時間が勝負になることを表しており、大橋アナのケースにもこのキーワードが当てはまったという。

 大橋アナは現状について「みなさまの温かい励ましのおかげで復帰後2カ月をつつがなく終えることができて大変感謝しています」といい、出演は「番組では『FAST』をじっくり特集してくださるということで、一助になればと思い出演させていただきました」といい、番組収録を終えた感想を「アナウンサーの大先輩である草野さんがいらっしゃるので、症状も正しい日本語で語らなければ、と妙に緊張しました」と語る一方、これまでバラエティー番組などで共演してきた「東野さんがいつもより優しかったのが印象的でした」とコメントしている。

 番組は、25日午後7時54分~同9時54分放送。(毎日新聞デジタル)

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