テルマエ・ロマエ2:よい(4月)風呂(26日)の日に公開

「テルマエ・ロマエ」のポスター(C)2014「テルマエ・ロマエ2」製作委員会
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「テルマエ・ロマエ」のポスター(C)2014「テルマエ・ロマエ2」製作委員会

 ヤマザキマリさんの人気“風呂”マンガを、俳優の阿部寛さん主演で実写化した映画「テルマエ・ロマエ」(12年4月公開)の続編「テルマエ・ロマエ2」が、“よい(4月)風呂(26日)の日”の2014年4月26日に公開されることが20日、分かった。また、阿部寛演じるルシウスが、裸で古代ローマから現代日本へタイムスリップしてきた瞬間をイメージしたポスターも公開された。ポスターには「また、来ちゃった。」というキャッチコピーも添えられている。

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 「テルマエ・ロマエ」は、「コミックビーム」(エンターブレイン)で連載されたヤマザキマリさんの異色“風呂”マンガで、10年に「マンガ大賞2010」と「第14回手塚治虫文化賞短編賞」をダブル受賞した人気作。前作の映画は、浴場づくりのアイデアに悩んでいたルシウス(阿部さん)がある日、現代の日本の銭湯にタイムスリップし、“平たい顔族(日本人)”のマンガ家志望の真実(上戸彩さん)と出会い、そこで目にした新たな発見を次々とローマ帝国の風呂に生かし、ローマで名声を得ていく……というストーリー。興行収入は59億8000万円と大ヒットを記録し、台湾、香港など海外でも公開された。

 続編は、斬新(ざんしん)なテルマエ(浴場)を作ったことで、一躍人気者となったルシウスが、コロッセオに剣闘士の傷を癒やすテルマエ建設を命じられ、再び現代日本へとタイムスリップし、お風呂専門雑誌のライターに転向していた真実(上戸さん)と再会。真実の協力を得て、ルシウスはまたしても斬新なテルマエを作るが、テルマエによって帝国の平和を保とうとしていた皇帝ハドリアヌス(市村正親さん)と、武力によって領土拡大を狙う元老院が対立する……という展開。北村一輝さん、竹内力さん、宍戸開さん、笹野高史さん、市村さんが前作に引き続き出演する。

 撮影は4月にスタートし、日本映画初となるブルガリアでの海外撮影のほか、草津や箱根など日本国内の温泉地でも撮影。6月にクランクアップした。(毎日新聞デジタル)

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