第64回紅白歌合戦：NMB48が初出場で“てっぺん”とったで！

　アイドルグループ「AKB48」の姉妹グループで、大阪・難波を拠点に活動する「NMB48」が、大みそかに放送される「第64回NHK紅白歌合戦」に単独で初出場することが決まり、25日に東京・渋谷のNHK放送センターで行われた出場者発表会見に登場した。NMB48は今年1月から「てっぺんとったんで！」をキャッチフレーズに紅白出場を目指して活動してきたこともあり、メンバーの山本彩さんは「この1年、紅白に向けて突っ走ってきました。光栄です。大阪はアイドルは育たないといわれているけど、育つんだぞ！というアピールをステージでしたい」と喜びを語った。

ウナギノボリ

「光る君へ」より昔！　最も古い時代の大河ドラマは？　1976年「風と雲と虹と」のあらすじ

　今年の紅白は、出場6回目のAKB48と昨年に続き2回目のSKE48も出場。山本さんは昨年、SKE48が単独出場したことについて「悔しいと思っていた」と心境を吐露。渡辺美優紀さんは「お笑いといわれるけど、画面でも伝わるパフォーマンスをしたい」と意気込みを語った。

　また、AKB48とNMB48を兼任し、「フレッシュレモンになりたいの～！」のキャッチフレーズで知られる市川美織さんは「びっくりいたしました。すみません。失礼します。申し訳ないです」と混乱した様子で、会見に出席した同じ初出場の泉谷しげるさんから「普通にしゃべれよ！」とどなられ、「私としてはレモンになりたいので、レモンの種がまけてうれしいです。すみません。説明がへたで……。とにかくうれしいということです」と独特の表現で喜んでいた。

　紅白歌合戦は昨年の白組の勝利で、これまで紅組29勝、白組34勝。今年の「紅白歌合戦」のテーマは「歌がここにある」で、白組司会者は人気グループ「嵐」、紅組司会者は女優の綾瀬はるかさん、総合司会は有働由美子アナウンサーが務める。午後7時15分～同11時45分（途中、5分間ニュースで中断）に放送される。（毎日新聞デジタル）