福士誠治:スポーツドキュメンタリーのナレーションに初挑戦 WOWOWの錦織とクルム伊達特番

4日放送の「錦織・クルム伊達 それぞれの世界挑戦~2014 覚悟~」でナレーションを担当した福士誠治さん
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4日放送の「錦織・クルム伊達 それぞれの世界挑戦~2014 覚悟~」でナレーションを担当した福士誠治さん

 日本のテニス界をけん引する錦織圭選手とクルム伊達公子選手。豊富な試合映像と密着取材で、2人の過去・現在・未来に迫っていくWOWOWオリジナルの特別番組「錦織・クルム伊達 それぞれの世界挑戦~2014 覚悟」のナレーションに、「機動警察パトレイバー」の実写版プロジェクト「THE NEXT GENERATION パトレイバー」の出演で話題の俳優・福士誠治さんが起用された。福士さんは、今回がスポーツドキュメンタリーのナレーション初挑戦となる。1月4日午後2時のWOWOWライブでの放送を前に、福士さんに意気込みや番組の見どころなどを聞いた。

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 −−番組のナレーションをやってみていかがですか?

 初めてだったのですが、楽しかったです。普段、役者として芝居をするときには、現場には音が流れていないのに比べて、ナレーションは音も聞きながらするので、どうしても気持ちが乗ってきてしまいます。抑えて抑えてといいながら、気持ちが入って、感情移入してしまいました。また今回、本当に頑張っているお二人のドキュメンタリーなので、こちらこそ頑張らなくては、という気持ちで取り組みました。

 −−本格的なナレーションは初挑戦とのことでしたが、普段の演技との違いなどはありましたか。

 (ナレーションは)演技をするという気持ちとは少し違う気がします。ありのまま、気持ちのまま話す感じに近いかもしれないです。

 −−錦織選手、クルム伊達選手、それぞれにどんな印象をお持ちになりましたか。

 錦織選手は、可愛いですね。男の子っぽさというか、無邪気なところが残っていて。だから、テニスを追求するっていうのも、大人が何かを追求するという感覚より、子供が大好きで夢中になっている感覚が残っているのかもしれないと思いました。

 一方で、クルム伊達選手は、ストイックです。すごく自分に厳しい方だと感じました。若くして引退を決断されたというのも、自分の中で許せない何か、厳しさというようなものがあったのかなと思いました。でも、そこから再開する決意も強いし、実際に今も強い。ステキなストイックという感じです。あきらめない気持ち、そして挑戦することの楽しさに出合えている。また、笑顔がすごく可愛らしく、印象的でした。

 −−さて福士さんご自身の昨年2013年を振り返ってみて、どんな一年でしたか。

 充実した一年でした。舞台も映画もドラマもいろいろなことを経験させていただきました。忙しかったのですが、忙しさよりも充実感が残っています。

 −−2014年を迎えましたが、新年に新しく始めてみたいことはありますか?

 うーん、今は特にないですね(笑い)。ただ、いつも何かに挑戦する気持ちはあるので、出合えたらきっと飛び込むと思います。仕事でも、今回のこういったナレーションの仕事も初めてですし、失敗を恐れてちゅうちょするよりは、参加したいという気持ちの方が大きいので、新しい何かに出合ったときに、それに全力で取り組めたらいいなと思っています。

 −−最後に番組の見どころをお願いします。

 一生懸命にナレーションしましたので、錦織選手、クルム伊達選手の物語に通じるための橋渡しができていたらうれしいです。ぜひ番組をご覧になってください。

 *……「錦織・クルム伊達 それぞれの世界挑戦~2014 覚悟~」は1月4日午後2時~、WOWOWライブで放送。

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