注目ドラマ紹介:「S−最後の警官−」早くも映画化決定 向井理&綾野剛が初共演

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 俳優の向井理さん主演の日曜劇場「S(エス)−最後の警官−」(TBS系)が12日にスタートする。向井さんが演じるのは、元プロボクサーで近接戦闘のスペシャリストという警察官で、肉体派の特殊部隊の隊員という新境地に挑む。また、冷静沈着なスナイパー役で出演する俳優の綾野剛さんとの初共演も話題となっている。

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 ドラマは、「海猿」「DOG×POLICE」の小森陽一さんが原作、藤堂裕さんが作画を担当するビッグコミック(小学館)で連載中のマンガ「S−最後の警官−」が原作。プロボクサーを引退し、警察官になった異色の経歴を持つ向井さん演じる神御蔵一號(かみくら・いちご)の所属する特殊急襲捜査班(NPS)と、綾野さんが演じる神業と称される狙撃力を誇る蘇我伊織が所属する特殊部隊(SAT)の活躍を描き、テレビ放送前に早くも映画化が発表されている。

 第1話は、ボクサーを引退し、東京都内の交番に勤務するいわゆる「街のお巡りさん」をしていた一號(向井さん)は、ある日、新宿の雑居ビルで起きた不良集団の銃乱射事件で、やじ馬の足止めのため応援警官として集められた。現場には、蘇我(綾野さん)らSAT隊員たちが出動していたが、人質がいる事実が分かり、身動きが取れなくなっていた。そんな中、人質を助けようと飛び出した銃対員・篠田(小澤亮太さん)が犯人たちに撃たれるのを目の当たりにした一號は、盾2枚を結合し篠田を助けようと駆け出す。その頃、まだ公表されていない新設の特殊部隊チーム、第3の「S」が、事件に極秘に投入されていた……という展開。

 主題歌は、MISIAさんの「僕はペガサス 君はポラリス」。ドラマは12日スタートで毎週日曜午後9時から。初回は25分拡大で午後8時54分から10時13分まで。映画の公開日など詳細は未定。

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