女優の檀れいさんが初の刑事役で主演を務める連続ドラマ「福家警部補の挨拶」（フジテレビ系）が14日、スタートする。檀さんが民放の連続ドラマで主演を務めるのは初めてで、並外れた推理力で事件を解明する刑事を演じる。人気グループ「SMAP」の稲垣吾郎さんが福家の上司役で出演するほか、反町隆史さんら豪華ゲストの出演も話題になっている。

あなたにオススメ

来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹”　朝ドラヒロインまで手が届くか

　「福家警部補の挨拶」は、大倉崇裕さんの同名推理小説が原作。檀さんが演じる福家は警部補に見えないビジュアルで、組織の上下関係や出世に興味がないが、捜査が始まると、誰も気づかない事件の真相を解く鍵を見つけていく。稲垣さんが演じるのは福家の上司でまじめな石松警部。ほかに福家に振り回される二岡鑑識係を柄本時生さん、福家を目の敵にする石松警部の部下・田所警部補を中本賢さんが演じる。ドラマは、犯人を先に明らかにする倒叙ミステリーという形式になっている。

　第1話は、反町さん演じる人気脚本家・藤堂昌也が犯人として登場。藤堂は、骨董商の辻伸彦（有薗芳記さん）に脚本家としてのキャリアを脅かす古い原稿の取引を持ちかけられ、藤堂は、取引に応じるそぶりをして辻を殺す。藤堂は、完全犯罪のための策略をめぐらすが、福家（檀さん）がその犯行を明らかにしていく。毎週火曜午後9時に放送。初回は15分拡大。