桐谷健太:シナリオ大賞受賞ドラマ「埋もれる」に主演 人間の深部に迫る物語に「鳥肌立った」

ドラマW「埋もれる」に主演する桐谷健太さん
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ドラマW「埋もれる」に主演する桐谷健太さん

 俳優の桐谷健太さんが、「第6回WOWOWシナリオ大賞」受賞作が原作のドラマ「埋もれる」に主演することが18日、明らかになった。不気味なゴミ屋敷を取り巻く人間の深部に迫るミステリーで、挫折からはい上がる主人公を演じる桐谷さんは、脚本について「読み進めるうちに鳥肌が立ってきて、目が離せなくなり、最後のシーンでは“ぞっ”とさせられました」と振り返り、「ドラマを全部通して見て、心の中で何かぞっとするところ、感じてしまうところを堪能していただければ」と語っている。

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 WOWOWシナリオ大賞は、07年にスタートし、中村獅童さんが主演したドラマ「エンドロール~伝説の父~」など4本の映像化作品を生み出してきた。今回の「埋もれる」は、13年の「第6回WOWOWシナリオ大賞」で492の応募作の中から大賞に選ばれた香坂隆史さんの「愛の告発」を改題し、ドラマ化したもの。勤め先の大手食品会社を内部告発したことから、職と妻子を失った北見透(桐谷さん)は、傷心のまま故郷に戻り、市役所の非常勤職員として働き始めるが、そこにも癒着や不正が存在。ある日、上司からの命令で問題視されていたゴミ屋敷へと向かった北見は、ゴミ屋敷の隣の家に住む初恋相手と再会する……というストーリー。

 13年公開の映画「旅立ちの島唄~十五の春~」「江ノ島プリズム」の吉田康弘監督が手がけ、北見の初恋相手でシングルマザーの浅尾葉子役で国仲涼子さん、ゴミ屋敷の老女・熊切加代子役で緑魔子さん、力を持つ市長役で大友康平さんらが出演。WOWOWプライムで3月16日午後10時に放送される。

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