滝藤賢一:「半沢直樹」の近藤が激やせ!役作りで10キロ減量

TBS提供
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 大ヒットドラマ「半沢直樹」(TBS系)で半沢と同期入社の近藤を演じたことで知られる滝藤賢一さんが、役作りのために1カ月で約10キロの減量をしたことがわかった。向井理さん主演の日曜劇場「S(エス)−最後の警官−」(TBS系)の第5話に登場することになり、ゲスト出演にもかかわらず減量に取り組み、すっかりげっそりとした表情に。滝藤さんは「現場の皆さんのプロ意識に負けたくないと思って、“マジ”で我慢しました!」と語っている。

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 滝藤さんが演じるのは、自殺志願者に銃弾を送る“神父”と呼ばれる男で、末期がん患者という設定。同ドラマの韓哲プロデューサーから、昨年末に役作りのためにやせてほしいと打診されたという。滝藤さんは「何度も心が折れそうになって、夜中に何度もチョコレートを買いに行こうと思ったかわかりません」と振り返り「これから、今日からはたらふく食って、しっかりリバウンドしてやろうと思ってます(笑い)」とコメントしている。

 ドラマは、「海猿」「DOG×POLICE」の小森陽一さんが原作、藤堂裕さんが作画を担当するビッグコミック(小学館)で連載中のマンガ「S−最後の警官−」が原作。プロボクサーを引退し、警察官になった異色の経歴を持つ向井さん演じる神御蔵一號(かみくら・いちご)の所属する特殊急襲捜査班(NPS)と、俳優の綾野剛さんが演じる神業と称される狙撃力を誇る蘇我伊織が所属する特殊部隊(SAT)の活躍を描いており、映画化も予定されている。

 第5話は、女子高生の加藤由真(飯豊まりえさん)が、自殺サイトで知り合ったハンドルネーム・神父(滝藤さん)から送られた睡眠薬で自殺を図り、ゆづる(吹石一恵さん)が勤める病院に運ばれてくる。ゆづるは、由真が乗ったストレッチャーから落ちた拳銃の弾を拾い、ちょうど入院していた秋(土屋アンナさん)に相談すると、自殺者のそばから、国際テロリスト・M(オダギリジョーさん)が所持する拳銃で使用するのと同じナイトラッド弾が残される事件が続発していたことが判明。NPSは“神父”の居場所をつきとめ、確保に向かうが……という展開。

 韓プロデューサーは、原作を初めて読んだ段階で“神父”役を滝藤さんに演じてほしいと直感的に思い、「主要キャストが決まる前でしたがオファーを出させてもらいました」という。役作りについては「急激な減量をされて臨んでくださった」と感謝しつつ「お正月のお節料理も口にせず、控室前に並ぶ差し入れを見ては『おなか減った~』と言いつつ口にされなかった」と、現場での様子を明かし、滝藤さんの“役者魂”にすっかり感服した様子だ。

 ドラマは毎週日曜午後9時からの放送で、滝藤さんが出演する第5話は9日の放送となる。

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