夜のせんせい:最年長高校生役・織本順吉 87歳のサプライズバースデー

「夜のせんせい」撮影現場で誕生日を祝福された最年長の織本順吉さん(右)と最年少の山本舞香さん
1 / 1
「夜のせんせい」撮影現場で誕生日を祝福された最年長の織本順吉さん(右)と最年少の山本舞香さん

 観月ありささん主演のTBS系金曜ドラマ「夜のせんせい」で、最年長の高校生役を演じる俳優の織本順吉さんが、9日に87歳の誕生日を迎え、このほど撮影現場でサプライズの祝福を受けた。バースデーケーキとプレゼントに、織本さんは「『生きてるのも悪くない、ときどきそう思う』というせりふがあるんだけれど、まさに今ですね。本当にありがとう!」と笑顔を見せた。

ウナギノボリ

 ドラマは「BOSS」「コード・ブルー」「ハゲタカ」などのヒット作で知られる脚本家の林宏司さんが書き上げたオリジナル作。理想の教師とはほど遠い元スナックのママという経歴を持つ定時制高校の新米アラフォー教師・夜野桜が、自分と同じような境遇の定時制高校・日の出学院の生徒たちと繰り広げる学園ドラマ。蓮佛美沙子さん、山本耕史さん、田中圭さん、大倉孝二さん、堀内敬子さん、高橋一生さん、笹野高史さんら幅広い年齢層の“高校生”が集まっている。織本さんはアパートで1人暮らしをする金型一筋の元職人・高倉富雄役で“最年長高校生”を演じている。

 この日の撮影は、第5話で放送されるクラス対抗の球技大会のシーンで、ロケ地となった八王子のフットサル場にはクラス全員が顔をそろえた。共演者からのお祝いの言葉が飛び交う中、織本さんとの年の差71歳、現在16歳のキャスト内最年少高校生、山本舞香さんが、出演者を代表して、織本さんに日本酒をプレゼントし、織本さんを喜ばせていた。

 14日に放送される第5話は、球技大会でフットサルに出場することになった4年1組。桜(観月さん)は、優勝して昼間部の生徒たちをギャフンと言わせたいと、サッカー経験者で長期入院から復学してきた生徒・仙波剛三(大杉漣さん)に期待するが、仙波は、12年前のある経験から、かたくなにボールを蹴ろうとしない。桜らは、仙波の過去を払拭(ふっしょく)するために、ある人物を探すことにする……という展開。ドラマは毎週金曜午後10時から。

テレビ 最新記事