花子とアン:「半沢直樹」の吉田鋼太郎ら 新キャスト発表

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 3月末スタートのNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「花子とアン」の新たな出演者が、20日に発表された。昨年の大ヒットドラマ「半沢直樹」で主人公が信頼を寄せる上司を演じた吉田鋼太郎さんをはじめ、藤本隆宏さん、中島歩さんが出演する。

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 ドラマは、モンゴメリの名作「赤毛のアン」の翻訳者・村岡花子の明治・大正・昭和にわたる波瀾(はらん)万丈の半生を、ドラマ「Doctor−X」(テレビ朝日系)などの中園ミホさんの脚本で描く。原案は、花子の孫・村岡恵理さんの著書「アンのゆりかご」。花子は、山梨の貧しい家に生まれ、東京の女学校で英語を学び、故郷での教師生活をへて翻訳家の道へと進んだ人物で、吉高由里子さんが10~50代の花子役で主演し、花子の親友・葉山蓮子役を仲間由紀恵さんが演じる。

 吉田さんは、蓮子が嫁いだ2番目の夫で、石炭王と呼ばれる実業家・嘉納伝助役。「半沢直樹」とは一転、粗野で教養がない男で、次第に蓮子を追いつめていく。藤本さんは、花子の女学校時代のアルバイト先の出版社の編集長・梶原聡一郎役、中島さんは、蓮子と恋に落ちる帝大生・宮本龍一役を務める。伊原剛志さん、室井滋さん、黒木華さんらも出演。放送は3月31日から全156回を予定している。

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