なるようになるさ。:橋田壽賀子作ホームドラマ シーズン2が4月スタート

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 「渡る世間は鬼ばかり」の橋田壽賀子さんが脚本を手がけ、俳優の舘ひろしさんと女優の浅野温子さんが夫婦役を演じた連続ドラマ「なるようになるさ。」(TBS系)のシーズン2が、4月にスタートすることが25日、明らかになった。浅野さんふんする長島綾が始めた自宅レストラン「あや」を舞台に、前作の登場人物たちの“その後”が描かれるほか、レストランの新たなワケあり従業員として、女優の渡辺美佐子さんや南沢奈央さん、アイドルグループ「Hey!Say!JUMP」の伊野尾慧さんも出演する。

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 「なるようになるさ。」は、橋田さんが、1997年10月~98年3月放送の「番茶も出花」以来、16年ぶりに新作を手がけたことでも話題を呼んだホームドラマ。2013年7~9月に放送された前作は、3人の息子たちが結婚・独立した後に自宅を改造し、レストランを始める主婦・綾(浅野さん)と、それを支える夫・大悟(舘さん)を中心に、住み込みで働く従業員たちの人生模様を織り込みながら物語が進んだ。

 シーズン2は、内田陽子(志田未来さん)、大竹昇(安田章大さん)、千葉恵理(紺野まひるさん)といった新たな人生をスタートさせたかつての従業員たちのその後と、「あや」に新しく加わることになるワケあり従業員たちが困難や課題に立ち向かっていく姿、そして綾と大悟の熟年夫婦が、3人の息子とどのように向き合っていくのかなどが描かれる。南沢さんは就職浪人中の中野香子、伊野尾さんは大学を中退し、親にも見放された昇の後輩・奥村涼、渡辺さんは、金も持たずに「あや」へと流れ着き、そのまま住み込みで働くことになる女性・戸川たつを演じる。

 橋田さんは前作を振り返り「昨年、『他人同士は本当の家族より強い絆を築けるか?』をテーマに新しい家族像を描きたく、『なるようになるさ。』を書かせていただきましたが、伝えたいことがたくさんありすぎて、あっという間に終わってしまいました」とコメント。続編の制作を決めた理由について「今回、『またあの家族に会いたい』と見てくださった皆さまからたくさんの応援をいただいたということで、続編を連続ドラマで書かせていただくことになりました」と説明し、「高齢者と多感な若者たちが、これからの時代を“他人同士の家族”として、どう生きていくのか? 私なりに“こうありたい”という部分を、できる限りシーズン2では書いていきたいと思います」とも話している。4月から毎週火曜午後10時に放送。初回は2時間スペシャル。

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