田中聖:映画撮影は「貴重な体験」 窪塚洋介も思わず嫉妬するアクション披露

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 人気グループ「KAT−TUN」の元メンバーの田中聖さんが1日、東京都内で行われた映画「サンブンノイチ」(品川ヒロシ監督)の初日舞台あいさつに、藤原竜也さん、窪塚洋介さんらキャストや監督とともに登場した。田中さんは「仕事という感じでなく、現場にいける!という感覚で、貴重な体験ができた」と撮影が楽しかった様子。劇中では田中さんと窪塚さんがアクションシーンを披露していることから、窪塚さんは「体が硬いのでもうちょっと柔軟してからやればよかった。聖がめちゃくちゃ動けるので、ジェラった(嫉妬した)」と田中さんの運動神経に嫉妬していた。

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 品川監督は「2人は種類が違うアクションだった。聖は躍動感あふれる感じ、窪塚君は凶暴性あふれるアクション。その違いが出ていてよかった」と両者を絶賛。田中さんのアクションについて、品川監督は「吹き替えがない」と明かし、「普通だったらアクションやってる方でもマットを引くようなところも、マットなしでやった。本人に聞けばやると言ってくれると思って、聖君に言ったら『あ、やります』とやってくれた」とエピソードを披露。一方で、田中さんについて「ヤンキーの中の2番目のタチ悪いやつ」と表現し笑わせていた。この日同席したバレーボールの清水邦広選手との熱愛が報道されている歌手の中島美嘉さんは、左手薬指に指輪を光らせていた。

 映画は、木下半太さんの小説を原作に、お笑いコンビ「品川庄司」の品川ヒロシさんが映画化したもので、キャバクラ「ハニーバニー」の雇われ店長のシュウ(藤原さん)、ボーイのコジ(田中さん)、常連客の健さん(「ブラックマヨネーズ」の小杉竜一さん)の3人が主人公。どん底から一発逆転をかけ、銀行強盗を成功させて1億6000万円を手に入れた3人。しかし、3分の1に分けようとしたところで仲間割れが起き……というストーリー。中島さんはキャバ嬢役で出演する。第6回沖縄国際映画祭で審査員特別賞「ゴールデン・シーサー賞」を受賞した。

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