中山美穂:シングルマザー役で12年ぶり連ドラ主演 「大変な役が来てしまった」

連続ドラマ「プラトニック」に主演する中山美穂さん=NHK提供
1 / 1
連続ドラマ「プラトニック」に主演する中山美穂さん=NHK提供

 女優の中山美穂さんが、5月からスタートする連続ドラマ「プラトニック」(NHK・BSプレミアム)で主演を務めることが7日、明らかになった。中山さんは「母」と「女」の間で揺れ動くシングルマザーを演じており、恋心を抱く青年役として人気グループ「KinKi Kids」の堂本剛さんが出演する。役どころについて、中山さんは「脚本を読んだ時、大変な役が来てしまったと思った。今までよりもずっとハードルの高い役かもしれない」と語りつつ、「これ以上ないと思えるすばらしい作品になるよう大切に演じたい。強気な新人に戻ったつもりで」と意気込んでいる。

ウナギノボリ

 中山さんにとって同局のドラマ主演は初で、連続ドラマは2002年10~12月に放送された「ホーム&アウェイ」(フジテレビ系)以来12年ぶり。中山さんが演じる沙良は、心臓疾患を抱える娘のためだけに生きてきたシングルマザー。しかし「娘の命を救いたい」というミステリアスな青年(堂本さん)が現れたことで恋に落ちる。2人の行き着く先は「至上の愛」か、それとも「悲劇的な死」か……という究極のラブストーリー。脚本は「高校教師」「家なき子」「聖者の行進」の野島伸司さんが担当する。

 本作で野島さんが真っ先に思い浮かべたヒロインが中山さんだといい、中山さんは「とても光栄に思っています」と喜びのコメント。また堂本さんは「自分が本格的にドラマで芝居を始めるきっかけとなった(野島さん脚本の)『人間・失格』以来、20年の時を経て再びご一緒できるご縁をいただき、とても大きな驚きとうれしい気持ちでいっぱいです」と語っている。

 中山さんと堂本さんの他、小泉孝太郎さん、永野芽郁さん、尾藤イサオさん、尾美としのりさん、吉田栄作さん、加賀まりこさんらが出演する。5月25日から毎週日曜午後10時に放送。全8回。

テレビ 最新記事