一路真輝:8年ぶりドラマに「幸せ」

1 / 12

 女優の一路真輝さんが9日、東京都内で行われたTBS系の人気ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」のプロデューサー・石井ふく子さんが手がける2時間ドラマ「隣の女」(同局系、5月19日放送)の会見に石井さんらとともに出席。8年ぶりにドラマ出演となる一路さんは、今作が石井さんにとって初のサスペンス作品ということから、「石井先生がサスペンスとすごく不思議だったのですが、人間と人間の心の触れ合いに温かいものが流れている、そんな作品に出させてもらって幸せに思っています」と笑顔で、「勉強にもなりましたし、とてもいい時間を過ごせた」と満足そうな様子だった。

ウナギノボリ

 ドラマは、石井さんと交流があり、2013年4月に亡くなった推理作家・佐野洋さんの同名作品が原作で、夫の浮気に恐怖と不安を感じる主婦の姿を描く。主人公の主婦・田向ゆきを一路さんが演じるほか、ゆきの夫・健三を船越英一郎さん、田向家の隣に引っ越してくる女・立原さちを高島礼子さん、刑事・後藤田祐太郎を小林稔侍さんが演じる。

 2011年に俳優の内野聖陽さんと離婚した一路さんは、「夫が浮気」という恐怖に翻弄されていく主婦役ということで、「心理サスペンスに加えて、少人数で展開される作品で、小劇場でやる舞台に近いものがあった。難しくもあったが、役者を信じてくださる作品をやらせてもらい幸せだった」と話していた。

 会見には、高島さんも出席。撮影は2カ所でのロケを除き、オールセットで行われたといい、家2軒、道路、公園なども製作されたという。2時間ドラマに多く出演する高島さんは「こんな立派なセットで演じられるのは役者としてうれしい」と喜び、「思った以上に期待通りの作品になった」と手応えを感じている様子だった。

 「隣の女」は月曜ゴールデン特別企画としてTBS系で5月19日午後9時から放送。

写真を見る全 12 枚

テレビ 最新記事