堂本剛:20年ぶり野島伸司作品に「興奮」

ドラマ「プラトニック」の会見に登場した脚本家の野島伸司さん
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ドラマ「プラトニック」の会見に登場した脚本家の野島伸司さん

 人気グループ「KinKi Kids」の堂本剛さんが16日、東京都内で行われた連続ドラマ「プラトニック」(NHK・BSプレミアム)の会見に、脚本を担当する野島伸司さんらとともに登場。1994年放送の「人間・失格」(TBS系)以来、20年ぶりに野島さんの作品に出演する堂本さんは「20年ぶりということでお話をいただいて興奮した。いろいろなご縁が作品に集結しているような感覚」と笑顔。野島さんも「(『人間・失格』の)オーディションの時から覚えている。突き抜けてレベルが違った。ほかの子が色あせるような輝きを持っていた」と堂本さんを絶賛した。

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 ドラマは、「高校教師」「家なき子」「聖者の行進」の野島さんが脚本を担当するラブストーリー。心臓疾患を抱える娘のためだけに生きてきたシングルマザー・沙良(中山美穂さん)は、「娘の命を救いたい」というミステリアスな青年(堂本さん)に出会い、恋心を抱いてしまう。2人の行き着く先は「至上の愛」か、それとも「悲劇的な死」か……という物語。小泉孝太郎さん、吉田栄作さん、加賀まりこさんらも出演する。中山さんにとって同局のドラマ主演は初で、連続ドラマは2002年10~12月に放送された「ホーム&アウェイ」(フジテレビ系)以来12年ぶりの出演となる。

 会見には、主演の中山さんも出席。ミステリアスな青年という役どころについて、堂本さんは「悩みながら演じています。大変な時もありますが、気持ちよくもある」と告白。こだわりは細かい部分だといい、「セリフをいう前の目線、沈黙、背中など細かくお芝居をしています」と話していた。

 2人の起用理由について、野島さんは「美穂ちゃんは、僕の中ではナンバーワン。主演女優として第1希望でオファーしたいけど、日本にいないし出ないよなって思ってたら、出てくれた。相手役も剛がいいって言ったら出てくれた」と満足げな様子。作品で描かれる「生と死」「愛」は「永遠のテーマ」だといい、「もしできたら、このテーマはここで終わりたい。うまくいったかはまだわからないが、2人に委ねる。たぶんできるんじゃないかと思ったり……」と大きな信頼を寄せていた。ドラマは、25日から毎週日曜午後10時に放送。全8回。

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