関ジャニ∞・渋谷すばる：映画単独初主演が決定　役作りで髪ばっさり

　人気グループ「関ジャニ∞」の渋谷すばるさんが、2015年2月に公開される映画「味園（みその）ユニバース」（山下敦弘監督）で主演を務めることが5日、明らかになった。渋谷さんは「エイトレンジャー」（12年公開）やその続編（14年公開）で関ジャニ∞のメンバーとともに映画の主演を務めたことはあるが、単独での映画主演は初めて。

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　渋谷さんは、人生を踏み外し、歌うこと以外すべての記憶を失った男を演じるため、山下監督と相談して長かった髪をバッサリ切ったといい「関ジャニ∞の渋谷すばるとは違う、新しい一面をお見せできる機会になると思います。渋谷はこういうこともやるんだ、こういう一面もあるんだというのを見たり、知ったりしていただける作品にできるよう取り組んでいければと思います」と意気込んでいる。

　「味園ユニバース」は、大阪を舞台に、“歌うこと”以外すべての記憶を失った男が、あるバンドとそのバンドマネジャーの少女との出会いをきっかけに、過去の自分と向き合い、成長する姿を描く。好きなバンドのマネジャーと古びたスタジオの経営で生計を立てる少女を二階堂ふみさんが演じ、「苦役列車」（12年公開）や「リンダ リンダ リンダ」（05年公開）などの山下監督がメガホンをとる。

　今月中に舞台となる大阪で撮影を開始するといい、渋谷さんは「演じる役柄については、事前にあまり作りこんだり、深く考えこんだりはせずに、音楽をやっているときと同じような感覚で、現場に入って、そのときそのときに感じたことを表現していけたらいいなと思っています」と意気込みを語っている。