古閑美保選手:内田恭子、芹澤選手と女子ゴルフ“W杯”の見どころ語る

1 / 3

 今年から新設された女子ゴルフの世界一を決める国別対抗戦「インターナショナル・クラウン」を特集するWOWOWの特別番組「女子ゴルフ国別対抗戦インターナショナル・クラウンSP! ワールドゴルフnavi」の収録がこのほど、東京都内のスタジオで行われた。収録後、MCを務めた芹澤信雄選手とフリーキャスターの内田恭子さん、ゲスト出演したプロゴルファーの古閑美保選手に同大会の見どころや出場する日本チームについて話を聞いた。

ウナギノボリ

 「インターナショナル・クラウン」は全米女子プロゴルフ協会(LPGA)が主催する女子ゴルフの“ワールドカップ”。出場国は日本のほか、米国や韓国、スペイン、スウェーデン、豪州など強豪8カ国で、24~28日、米国のメリーランド州「ケーブス・バレーGC」で開催。8カ国が二つのグループに分かれて予選を行い、決勝ラウンド進出の5カ国の中から優勝国を決定する。日本は宮里藍選手、横峯さくら選手、宮里美香選手、比嘉真美子選手が出場し、ドリームチームと呼べる最強布陣で初代王者を目指す。

 −−同大会の見どころを。

 内田さん:ゴルフを詳しくない人でも、国別対抗の大会で日本を応援することができるので、分かりやすいと思う。みんなが見て楽しめる大会です。

 芹澤選手:国を背負って出るということで、選手としてはやりがいもあるし、選ばれることが名誉なこと。「頑張れ日本!」って感じです。

 古閑選手:五輪を見据えている選手もいると思う。五輪に向けて、団体戦の戦い方の経験を積んだ方がいいかなと。そういう意味でも面白い大会になると思う。

 −−チーム戦になりますが。

 古閑選手:ゴルフという競技は個人競技ですが、チームは団結した方がいい。団結して同じ気持ちで臨むこと。温度差があったらダメ。

 芹澤選手:特に予選のときはフォアボール形式(2対2で、それぞれのチームのベストボールを選んでマッチプレーを行うゲーム形式)なので、2人でラインを読んだり、相談することが出てくる。そういった意味では、チームワークのよさは絶対なきゃいけない。

 −−今の日本チームの状態は?

 芹澤選手:正直いって、調子はみんなそんなによくないなと思う。

 古閑選手:実力的に韓国、米国には調子がよくても勝てないと思う。だけど、試合形式はマッチプレーですし、かみ合えば勝てると思うので、勢いでいってほしい。

 −−日本代表にエールを。

 内田さん:日本が決勝ラウンドで戦ってくれる姿が楽しみ。なんとかそこまでコツコツ勝っていただければ。

 芹澤選手:今年はサッカーW杯をやってますが、ああいう一致団結のイメージがある国別対抗は初めて。“日の丸”を背負ってできるのはゴルファーとしてもうれしいと思うし、そういうプレーができることをかみしめながら戦ってほしい。

 古閑選手:国を背負うことができるだけでもいい経験。(普段と)プレッシャーは全然違うと思うけれど、プロ意識を持って国を背負うということをいっぱい感じながら戦ってほしい。

 *……WOWOWでは、同大会の模様をWOWOWライブで連日生中継。初日はWOWOWプライムで無料放送する。また、今回の特別番組「女子ゴルフ国別対抗戦インターナショナル・クラウンSP! ワールドゴルフnavi」は5日午後1時からWOWOWプライムで無料放送。

写真を見る全 3 枚

テレビ 最新記事