松下奈緒:マイナス10度の冷凍庫で撮影 「シャボン玉やりたい」と期待

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 俳優の松下奈緒さんが14日、東京都内で行われた26日スタートの連続ドラマ「芙蓉の人~富士山頂の妻」(NHK)の会見に登場。主人公で、厳冬期の富士山頂気象観測に挑む民間人・野中到の妻役を務める松下さんは、これからマイナス10度の冷凍倉庫内で撮影を行うといい、「怖さもあるけれど、そこでお芝居できることがちょっと楽しみ。マイナスの世界で(到と千代子が)どういう気持ちになったのか、リアルに感じることができるのでは」としつつ、「余裕があれば(冷凍倉庫で)シャボン玉をやってみたい。どうなるのか試してみたいです」と明かした。

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 松下さんがこれまでに経験したもっとも寒い温度はマイナス3度だったといい、「体力の限界にどこまで挑戦できるか、マイナスの世界をリアルに体験したい」とコメント。松下さんとともに会見に出席し、夫・野中到役を演じる俳優の佐藤隆太さんは「僕は松下さんと一緒に、(冷凍倉庫で)ぬらしてカチカチになったタオルを振り回したいですね」と話し、笑いを誘った。

 「芙蓉の人」は新田次郎さんの小説が原作で、明治28(1895)年の日本を舞台に、厳冬期の富士山頂気象観測を果たした民間人・野中到と、夫の命を守るため後を追って登頂した妻・千代子の物語を描くドラマ。

 松下さんは、モンペやわらじなど明治時代の衣装で富士山での撮影に臨み、「わらじって意外にはきやすいな、と思いました。一歩一歩、自分の足で地面を踏みしめながら歩いている感じ」と感想を語った。毎週土曜午後9時放送。全6回。

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