テレビ東京:全日帯の視聴率アップ&GP帯の内容強化に注力

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 テレビ東京は1日、東京都内で10月編成説明会を行い、「全日帯の視聴率アップと、ゴールデン・プライム帯の内容強化に注力した改編を行う」と発表した。改編率は、全日帯で28.2%、プライム帯が11.9%、ゴールデン帯10.6%となった。

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 10月改編では、全日帯の視聴率アップをより推し進めていくため、平日午前及び昼帯の枠組みを見直した。平日午前8時台の「ドラマブレイク」の枠を10分拡大したほか、午前11時35分から放送中の「昼めし旅~あなたのご飯見せてください!」のスタートを、10分遅らせた午前11時45分からのスタートにした。継続して同局にチャンネルを合わせてもらえることを重点に置いたという。

 ゴールデン帯・プライム帯では、人気グループ「嵐」の相葉雅紀さんらがMCを務めるバラエティー番組「トーキョーライブ 22時」を、日曜午後9時54分枠に編成。同帯では10年ぶりとなる生放送バラエティーへの挑戦となる。

 一方、BSジャパンでは、「オリジナル番組の編成、テレビ東京コンテンツの効果的な編成、日本経済新聞社との連動による充実した経済番組の編成強化」の3点をポイントにして編成。“問題社員”をゾンビ(=ワーキングデッド)に見立て、その生態を紹介する異色のドキュメンタリー風番組「ワーキングデッド~働くゾンビたち~」を10月からスタートさせることについて、BSジャパンの中川久嗣編成部長は、「視聴者層の掘り起こしのため。今まで午後11時半台は、若い人たちがBSを見てくれるのかという確信がない中、手探りでやってきた。上の層も見られるような番組作りをすることによって、若い層も掘り起こせるのではと思った」と実験的な番組の編成理由を説明した。

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